とある小学校の春

 とある小学校の春、今年から小学六年生となる俺は科目「英語」が苦手で、来年の中学の
事も考え、学校から自転車で20分程離れた民間でやっている英会話教室に通うことになった。

当日。
俺は英会話教室をやっているマンションの5階へ足を進めたが、そこには先にその部屋に入ろうと
しているIの姿があった。
俺「なんでアイツが…。」
 Iは学校で俺とは別のクラスなのだが、問題児である事はよく周りから聞いていたので出来るだけ
関わらないようにしていた。「どうせ中学前なので英語も出来るようになどと親が入れたのだろう」
などと思いつつ、関わりたく無かったが、どうにもこのままここに突っ立てって居るわけにも
いかず玄関チャイムを押した。

授業内容は小学生で初めてという事で、子供用の英語の音楽を聴いてそれを一緒に歌ったりなど
恥ずかしかったが先生に促され仕方なく歌っていた。同じ時間帯の子供は小学校3年生が一人
5年生の男の子と女の子が一人ずつと自分とIの5人で、Iはある程度は理解していたので机で先に
単語や英文の音読練習をさせられていた。

1時間と30分程して初日の英会話教室は終わり皆一斉に玄関へ向かった。先生との挨拶を終え
外に出て他の3人はエレベーターの方へ歩き出した。自分はIにばれない階段の方から降りようと
したが後ろから声がした。

I「おい、おまえ。2組のYじゃね?(俺の名前)」

自分は急いでいる振りをして階段を急いで降りて行ったが、次にさっきよりも大きな声で上の方から
声がした。

I「2組のYだろ?おい、シカとしてんじゃねぇ゙よ!」

流石に不味いと思ったがそのまま自転車を走らせて急いで家に帰った。
次の日。
昼休みクラスメイトからIが自分を非常階段で呼んでいると言われた時、恐らく昨日の事だろうなと
悟った。このまま又ばっくれようかとも思ったが次の英会話教室で顔を合わせた時、何をされるか
分からないので渋々非常階段へ向かった。

I「おい、昨日お前○○の英語の所居たよな?」
俺「…うん。」
I「お前何シカとしてんの」俺の片耳を引っ張りながら言ってきた。
俺「ぃッ゙いや、あの時急いでて,,,。」
I「次シカとしたらしばくかんな」
俺「,,,,,,」
 
その後、英会話の事やどうやって通っているかなど色々聞かれ喋って解放された。

それから数週間、横腹を突かれたりズボンを下げられたり文房具を取られたりなど、ちょっかいを出されつつも
「もう、やめろよ」などと言いつつ押返したり英会話の先生を使い注意させ不機嫌そうなIを上手く避けてきた。

しかし次の英会話の日、昨日まで雨続きで運動場に水たまりが出来ていて、帰り際に友達と遊び服を汚してしまったので
一度服を着替えに家に戻ったのだが洗濯物が乾いておらず下着が無かった。そこで恥ずかしかったが、無いよりマシだと
低学年の頃、着替えの時に恥ずかしくなるまで着ていた白ブリーフを穿いて英会話教室へと自転車を走らせた。

英会話教室に着いて遅れたことを咎められ、それをニヤニヤとIが見ていた。
学習時間が始まり何時もと同じようにIのちょっかい横目に時間が過ぎていった、ちょうど一時間位経った頃Iが
ダイニングテーブルを挟んで前の席から足で俺の足を蹴ってきたので、ついイラっとしてしまって蹴り返したのだが
それがどうも不味くて、Iの足が反動で机の角に当り「イ゙ッテぇッ!」と声が部屋に反響した。Iは半ギレ気味で立って
来ようとしましたが、先生が見ている前なのか怒りを抑えて座り直し、睨み付けられた。これは帰りが危ないと
思ったけども、どうしようもなく周りの生徒も気まずい表情のまま英会話教室が終わった。
案の定、玄関を出て直ぐにIに捕まり又、耳を引っ張られ捕まった。他の下学年の生徒はチラチラとこちらを気にしつつも、
そそくさとエレベーターで帰って行ってしまった。そのまま階段の踊り場まで引っ張られIは俺の胸倉を掴み言った

I「おい、いてェじゃねーかよ。どういうつもりや?」
俺「….いや、その..Iが蹴って…く……..」

元はあっちが蹴って来たのが問題とは言え、まさか軽く蹴り返したつもりがあんなダメージを与えるとは思っておらず
少なからず罪悪感はあったので言い返す事も出来ずに言葉を詰まらせていた。
…その時

I「………っぷはwww冗談だよ何ビビってンだよwwww」

Iのその一言でキョトンとしてしまった。どうやらワザとだったらしい,,,。腹立たしくもあったが、それ以上にホっとして言い返す気
にもなれず…それに、これ以上絡まれるのは面倒なので、俺は「あっそう…。」と言って帰ろうとした。しかし、その気の緩みが原因で
帰ろうと後ろを向いた所を狙ってズボンを下げられてしまった。いつもであれば、下げられている途中で手でガードするのだが、この時
ばかりは気が緩んでしまっていて穿いていた膝下丈の半ズボンはは足首まで下げられてしまった。ほんの一瞬の間の後、俺は我に返って
ズボンを速攻で上げた。しかし、Iは気づいてしまったようだった。

I「…お前、もしかしてブリーフじゃね!?」

俺の口は、つい慌てて「ッちげーよ!」と否定してしまった。しかしIは最高で恰好の玩具を見つけたかの如く、ニヤリと笑って
言った。

「いやいやww、お前今、ブリーフ穿いてただろ!?ww」

Iは俺の口から『ハイ』という言葉が出るのを待っていた。しかし、ここでバレたら,,,しかもよりによってコイツにこんな事
バレたら,,,そんな事を頭の中で巡らせ俺の口から返事が出ないのが分かるとIは最悪な提案をしてきた。

「んじゃ、今パンツ何穿いてんのか見せてみろよッ!」

俺は苦し紛れに「人のパンツ見たいとか変態だなww」などと茶化した。しかしIは、怯むどころか少し眉間にしわを寄せて

「あぁ、そう。 …明日クラスに言いふらして回ろうか」

と言い、流石にこれには俺もどうしようもなく「待って!違うッ!!,,,今日だけなんだって!」と言わざる得なかった。
Iは俺が折れたのを見てご満悦に言った

「何が今日だけなんだよwwww」
俺はトランクスが乾いていなくて仕方なく、などとコイツに一生懸命言って何時もはブリーフを穿いていない事を説明した。
しかしIの関心の対象はそこではなかった

I「あー、分かった分かった。…っで?今、ブリーフ穿いてんのかって聞いてんだよ」

俺はもう今更どうしようもなくコイツにだけは一生ネタにされるのでバレたく無かったが白状せざる得なかった。

俺「穿いて…る。」
I「何を?」
俺「…ブリーフ….を…….穿いて..る」
I「やっぱり穿いてんじゃねぇーかよwww …んで、証拠は?」

俺は恥ずかしさとIの突然の単語に意味が理解出来なかった。

….証..拠? 証拠って何だ。ぐちゃぐちゃの頭の中で思考を巡らせた結果、
数秒後、俺はコイツの言いたい事がやっと分かった…が理解したく無かった。

要するにブリーフを本当に穿いているのかを此処で見せろと。

恐らく、断ることなんかは出来やしないだろう、と言うことも分かっていた。
自分は手をゆっくりと動かし始めるとIは少しこちらへ近づき顔を覗かせた。
俺は左手で右側の服の裾を持ち上げながら表面がナイロン質のハーフパンツの腰のゴムに
右手の親指で引っかけ小さく下へ引っ張った。
…..腰回りに水色と青のラインが入った白いゴムと少しだけ白い生地が見えている状態だ。
恥ずかしさの余りこの状態で5秒も経たない内に服を元に戻しIに声を掛けた

「…もういいだろー…?」

しかしIは全然満足出来ていない様で、一言こう言った。

「何それ?見せてるつもりか?全然見えねぇんだけど…ちゃんと全部見せろっつってんだろ。」
俺は絶望した。これで羞恥心から解放されると思っていた矢先の一言だ。俺はこれ以上は無理と断ったが、
Iは自分の携帯をいじりながらそれをきっぱりと断った。今にも逃げ出したいが、クラスメイトに知られるのも御免だ。
この状況から素早く解放される方法は、もうズボンを全部下ろしてさっさとブリーフを見せる他無い…。
俺は覚悟を決め、踊り場の上と下の階を2度ほど見て、人が居ない事を確認しハーフパンツの腰のゴム中央のフックを外し
そのまま下のチャックも下げ、両手で腰のゴムをを持ちゆっくりと下げていった。ハーフパンツの生地が肌と擦れる音は
どことなくエロく、太ももまで到達した頃にはゴムの収縮があっても引っかかる事はなくそのまま手を放すと
――ブァサッ っと床に落ちた。
そして次に自分の姿を見た時、恐らく言われるであろう言葉は分かっていた。

I「そのトレーナー(長袖の服)で見えねぇーよ、捲れッ」

ここまでやったのだからどうにでもなれという思いで、顔を赤く染めながらながら俺は服を捲った。
捲られた先にはブリーフからのびる少年らしい筋肉の付いた きめ細やかな肌の太ももと、水色と青のラインが入った
白いゴムから出た可愛いらしいヘソと綺麗な曲線状を描くお腹がそこにはあり、男の子の証である小さな丸みが
ブリーフの中央へと目線を誘導した。
恐らく、傍から見ればなんと滑稽な姿だろうと思うだろう。しかし、この状況を早く逃れたいが一身でIに
今、穿いているブリーフとその痴態を全部見せた。

I「うわっwwwマジで穿いてやがるwwwww恥ずかしくねぇの??ww、モッコリwwwwwww」

とIは、俺のパンツ中央に向かって指を指しながら大声で笑った、俺は少し涙目になりながら

「頼むから大きな声出さないで!!」

と小声でIに促したが、聴く耳を持たなかった。Iは一頻り笑うと、まじまじと改めて俺のブリーフ姿を観察し始めた。
俺は今までの流れから勝手にズボンを上げたりなんかしたらまた長引く事は容易に想像がついたのでまだかまだかと
Iの許可が下りるのを待った。しかし…。
I「うわぁ…黄色いシミついてるよコイツwww何?今日漏らしたの??www」

一気に俺の顔が真っ赤になって頭の中が真っ白になった。迂闊だった…英会話教室でトイレに行ったときオシッコを
しっかり切り損ねたのかもしれない。しかし、誰が今、この状況になり得る事を想像出来ただろうか?そんな事は今の
彼(Y)にとってはどうでも良い事だった。そしてIに言われたのと同時に恥ずかしさの余り、ブリーフの中のモノが
むくむくと反応し始め、咄嗟に手が捲り上げていた服を離してしまった。
…ヤバい。
気づいた時には遅かった。
Iは声を張り上げて言った

「誰゙が勝手に下ろせな゙んて言ったんだよ゙!あぁ?」

俺はどうしようもなく急いで又、服を捲り上げようとするが…完全に勃起してしまい捲ろうにも捲れなかった。

I「…あ゙ーぁ゙、クラスの奴らにバラすか。」
俺「頼む、それだけは本当にやめてくれッ!」
I「ッは?、嫌だ。」
と言いながら彼の手にあった携帯には既に

――――――――――――――――――
to:○○ ○…~○ 
件名:○○小学校6年全員にお知らせ!
――――――――――――――――――
内容:Y君のパンツは黄色い染み
着きブリーフです!
~経緯……

――――――――――――――――――

書かれた下書きメールがあった、これを送信されたら俺は生きていけない!
そう悟った俺は泣きしながらIにの腕に縋り付き必死で懇願した。
数分後。
Iは何かを思いついたようにニヤニヤしながらゆっくり口を開いた。

「じゃあさ、さっきの状態で写メ撮らせてよ」

あそこまでして懇願した結果がこれでは余りにも非道過ぎた。そして、あの姿を写真に収められるという事は
一生コイツから逃れられないという事を暗示させていた。

I「はやくしねぇと送ンぞッ!」

もう道は残されていなかった。
消えそうなくらいに恥ずかしい事には変わりないが、勃起が収まっていた為、俺は再び裾を捲り上げ
勃起しないようにと祈りながらIに言った。

俺「..ッ……….っ撮って..ッヒぅ…..い゙ぃよ..。」

俺は消えそうな声でそうIに告げると、覚悟し目を瞑ったがシャッター音が一向に鳴らないので少しずつ目を開けた。
それを待っていたかの様にIは更に非情な言葉を発した。

I「何が撮っていいよだ?あぁ゙!?別に良いんだぜ撮らずにこのメール一斉送信しても」

I「あぁ、後。撮って欲しければそれなりの誠意を示すもんだろ?その恥ずかしいブリーフ姿を撮って
欲しいんなら、そこを強調すべきなんじゃねーの?」

余りにも酷いその言葉に、俺は地べたに伏せて涙をボロボロこぼした。

I「やんねぇならいいわ。」

その言葉にビクッと反応し、携帯の液晶を触り始めるIを見て考える余地もなく正しいその一つしかない言葉を発した

「や゙ぁい゙まずぅ゙ー」

よろよろと立ち上がり、俺は又ゆっくりとトレーナーの裾を掴み捲り上げ、Iの携帯にブリーフが写るように
腰を前に突き出し股間を強調させてそのモッコリがより分かるような態勢をとった。
Iは携帯をこちらへ向けたが写真は撮らずにやはり俺の最後のひと言を待っているようだった…。
そう、自分からこの痴態を自分が嫌いな相手に写真に収めるように懇願するのだ。
携帯のカメラレンズの前でこの態勢をしていたのが原因だろう、追い打ちをかけるようにブリーフの中のモノは
再びむくむくとその形を変えていった。
もう今まで生活をしてきた中で出会った人に会わせる顔がないと思いながらもIに言った。

「お゙でぇ…ッぐぅ…の゙ッ………….っぅ…こっ゙っの゙!…………ッすぐァたァゥ…ぅ…っをお゙!!
しゃ゙めぇっっで..ぐだぁぅ…あ゙い゙ぃ゙!」
――カシャッ゙。

言い終わる前に写メの効果音が踊り場に鳴り響いた。

I「ッくっははははwwwこいつ自分から写メ撮るようにお願いしながら勃起してやがんぜwwwww変態だな、おい」

無言で顔を伏せる他どうしようも無く、Iの罵倒に打たれ続けた。その時、どこか近くで扉の開く音が聞こえ
俺はハッと我に返りIの許可も得ずに急いでズボンを引き上げ戻し急いで階段を下りてマンション裏の駐輪場へ
と向かおうとした。Iも流石にこの状況が第三者に見られるのは不味いと思い何も言わずに後を付いて来た。

駐輪場まで下りてきて、そのまま無言で帰ろうとした所をIに呼び止められた。

「このメールは取りあえず送らないでいてやるよ」

そう言って、俺の方に液晶を見せそこに書いてある下書きメールは、先ほどのものだった。しかしIが
その画面をスクロールしていくと、さっき撮ったばかりのブリーフ姿で勃起して股間を強調している俺の姿、
その写真が貼られていた。つい恥ずかしくてその画像から目を逸らした。

I「まぁ、送られたくなければ分かってるよな?」

そう言ってズボン越しに俺のチンコを揉んで来た。俺は慌てて手でその手をどけようとするがIが携帯の下書き
メールを俺に見せながら、送信ボタンの近くに指を添えた。それからIはニヤっと笑うと、又手を俺の股間に
伸ばしてきた。どういう意味かは分かったのであまり強く揉まれないように手を抑え「やめっ..て…。」と
小さな抵抗をする他無いのだった、それから揉まれ続けて又、勃起してしまった。しかしそれ等すらも
I「やめてじゃねーだろ、立場が分かってねぇな。 『やめて下さい』…だろ?後、何勝手に勃起してンだよッ!」

無理難題を言っては俺の困る姿を見てIは満足したようにニヤついていた。
分かってはいた筈だったが改めて自分がコイツのオモチャになった事を理解した。

I「ったく、調教しねーとダメだな。次から命令破ったり勝手な真似したら罰則なっ」

そう軽く言って、俺のハーフパンツの腰のゴムに手を掛けられたが、目の前で下ろされるのを黙って見ているしか
なかった。流石にこんな駐輪場では誰がいつ来るかも分からないのでブリーフ姿で勃起している姿を隠せるように
俺は少し前かがみになって羞恥を紛らわせた。そしてそのままIは自転車に乗って帰って行った。

俺はアイツが居なくなるとすかさずズボンを戻し「クソっ!」と一言呟いて『調教』と『罰則』という言葉が気がかり
だったが多くの不安をかかえつつも自転車にまたがり英会話教室のマンションを後にした。

2.

その後、家に帰りついたが疲れ切っていたのでそのままベッドに倒れ込んで寝てしまった。
それから何時間経っただろうか?窓の外は真っ暗で机の上の時計を見た。
AM_01:00
両親も既に床に就いているようで家の中は静かだった。
取りあえず普段穿かないものを久しぶり穿いたので違和感を感じ、早く服を着替えたいと思った。
俺はシャワーを浴びる為に脱衣所に向かった。
服を脱ぐと今日の事を思い出して溜息しか出なかった。

「…これからどうしよう。」

解決策が見つかる訳でも無いこの難問をシャワーを浴びながらも考えたがやはりダメそうだった。
シャワーを浴び終えると洗濯し終えてる何時ものトランクスとパジャマを着て床に就いた。

次の日。
何時ものように学校へ向かった。
Iは隣のクラスなので休み時間くらいでないと出会う確率は殆ど無い。Iと出会えば何を言われたりされたり
するか分からない。俺はその日からIに合わないように細心の注意を払って学校生活を送った。
しかし、月曜と金曜の『英会話教室』これだけはIと顔を合わせるのを避けられないのであった。

その後二日間、火曜、水曜とIと出会う事もなく過ごしてきたが次の木曜の事だった。
その日の給食当番は自分で4時間目が終わった後、急いで給食の置いてある個室へ向かった。
―――ガチャッ゙
個室の扉を開けると中にはIとIの友達が給食を持っていく所だった。
…ヤバい、見つかった。
Iはニヤニヤしながら給食を自分のクラスへ持っていく為こちらへ近づいて来た。

I「飯が終わったら12:40から掃除サボってC棟の多目的教室まで鉛筆を持って来い。来なかったら一斉送信。」
そう言ってすれ違って行った。C棟は授業で使わない限り滅多に人が入る事の無い古い建物だ。その中でも多目的教室は
C棟一番奥の部屋で、音楽の練習を昔はする為の防音が施されている部屋だった。
俺は暗い気持ちで給食を自分の教室へ持ち帰り、急いで飯を食べて12:35分頃C棟へ向かおうとした。
しかし、同じクラスの女子が「Y君、今から掃除でしょ?何処に行くの?」などと言ったので
先生に気づかれて注意された。トイレに行きたいなどと言ってみたものの掃除が終わるまで我慢しろと言われるだけ
で、ふと時計を見ると既に42分を長い針が指していてIの携帯一斉送信を覚悟した。
どうにか体調が悪いと、実際冷や汗が出ていたのでそれを理由に保健室へ行く振りをして言われたC棟の3階多目的教室へ
足を走らせたが既に言われた時間を10分近く過ぎていた。

多目的教室に付くと防音用の重い扉に鍵はかかっておらずその扉を両手で引っ張り中へ入った。
Iは教室の壁に寄りかかって待っていた。俺が中に入って扉の閉まる音でIは俺の気配に気づいた。
そして舌打ちをしながら、のそのそと立ち上がりこちらへ近づいて来た。

I「12分も遅刻してんじゃね゙ーかよ!何? マジでばらまかれてぇーの?」

Iのその言葉を聞いてまだ送信はされてなかったと安心したのと同時に怒っているIに恐怖を覚えた。
俺はちゃんと来るつもりだったが、女子や先生に捕まった事を説明し謝った。
しかしIは簡単に許すはずもなくこう言った。

I「知るかよッ!遅刻は遅刻だろうが?ちげーの!?」

確かにそうだ。どんな理由であれ遅刻は遅刻。学校でよく先生達が言う言葉だった。

I「ちげーのかって聞いてんだろ゙ッ!」

俺「…はぃ……..そうです。」

I「んじゃあ、どうすンだよ!?」

俺「…ごめんなさい。もう..遅刻はしません….。」

I「っは?それで許されると思ってんのか?」

許して貰わなければ何をされるか分からない。しかし謝っても許して貰えない。
情けないが、どうしたら良いのか分からず尋ねた。

俺「…どうしたら許して貰え..ますか?」

I「まず土下座しろ。それからだ」
こんな奴に土下座なんて数日前までの俺ならプライドが許さないが、あの写真を撮られている以上逆らえなかった。
俺は両膝を地面に着き両手を前に出して謝りながらIの足の前で土下座をした。
それを見たIは上靴の片足で俺の頭を踏みながら見下すように俺を見て意味深な事を言った。

「取りあえずは許してやる。けど、遅刻した罰は受けて貰うかんな゙!」

罰。その言葉に聞き覚えがあった。例の写真を撮られてからIが帰る際に言っていた言葉を。

『ったく、調教しねーとダメだな。次から命令破ったり勝手な真似したら罰則なっ』

一体罰則とは何だろうと思いつつも言葉から余り良い想像は出来なかった。

Iは俺の頭から足をどけ、片方のポケットから何やら文字が書かれた紙を2枚取り出した。
それからその紙の一枚を俺の目の前に落とした。四つ折りにされたその紙には
『規則』と書いてあった。

I「開いて読めッ」

A3用紙の程の紙だろうか開けてみると表には文字が細々と書かれていた。

『規則』

 以下の規則を破った場合、今後罰則ポイントが加算される。
一日2回の命令に従わなければならない。
罰則点は各罰を指定して処理すること。もしも一週間以上加点分を処理出来なければYの写真が
ランダムでクラスメイト一人に送信される。罰則点は一週間まで加算する事が可能でどうしてもその週
に罰則点が処理出来ない場合はIに報告し許可を貰えば来週に持ち越す事が出来るがその際500点加算される。
一ヶ月加点ポイント分が処理出来なければ写真は一斉送信される。
各罰則を行うにあたって準備中に抵抗をしてはならない。
『+α』とは各場合に応じてより厳しく恥ずかしい罰則が行われる。(例:お尻叩き→態勢をでんぐり返し。
電気アンマ→態勢ブリッジ。罰則執行場を指定。浣腸の中身の指定。)など

以下、罰則対象になり得る行為と各点数 
・命令違反:200点+α+α
・約束違反:100点+α
・言葉遣い:30点
・嘘:α+α
・勃起:60点
・射精:200点
・逃走:1500点+α+α+α
・その他、追加

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

要するにアイツに逆らったり、違反を犯せば俺は何かしらの罰則が与えられるという事が分かった。
次に二枚目の紙が渡された….そしてこの二枚目罰則という罰則システムの本当の怖さが分かるのだった。
二枚目の内容は『罰則の内容』で、内容をチラ見しただけで身の毛のよだつものばかりで今すぐこの場から
逃げ出したかった。しかし先ほどの一枚目の紙の「逃走」のあからさまな点数を見て逃げ出す事など出来る
筈もも無かった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『罰則の内容と各処理点』
【1~10点】
・ 1点:お尻叩き(ズボンの上)
・  2点:お尻叩き(パンツの上)   or  玉デコピン(パンツの上)
・  4点:お尻叩き(直)        or   玉蹴り(パンツの上)
・  6点:お尻叩き(直+道具)  
・ 10点:お尻叩き(直+ムチ)    or  玉蹴り(直)
【20~50点】
・ 20点:チンコ(直+ムチ)     or  お仕置き中の動画を撮る
・ 50点:その場で公開オナニー   or  電気アンマ(パンツの上+足で3分)
【100~200点】
・ 100点:授業中にオナニー     or  電気アンマ(直+足で3分)
・ 150点:お漏らし         or お尻とチンコにお灸。
・ 200点:英会話授業中お尻にローターor  【約束】指定下着の着用
【300~800点】
・ 300点:浣腸で英会話後、罰則   or 【約束】英会話中下着の没収
・ 400点:浣腸で学校授業後、罰則  or  指定道具を装着。毎日(一週間)
・ 600点:誰かにお仕置きを見て貰う。or 浣腸を毎日(一週間)
・ 800点:誰かにお仕置きをして貰う。or  調教合宿(家)
【1000~  】
・1000点:調教合宿(外)   or 【約束】罰則加点数を倍
・1500点:【約束】指定道具を装着   or 【約束】浣腸
・2000点:誰かにIと同じ権限を与える or  【約束】犬の散歩
・3000点:(秘)
・5000点:(秘)
規則:
・お尻叩きは数を数える事。数が乱れると+α 「道具」は(例:定規、木の枝)ムチは(縄跳び、ベルト)他
・オナニーは絶頂するまでする事。出す事は許さない。出した場合規則より罰則点200とαが追加される。
・【約束】永続的で各自約束内で規則を設ける。
・一度でも200点以上になると罰則点処理の選択権限がIに渡される。
・+α罰則中は謝罪を述べながら行う。言えなかった場合又+α
・罰則が複数ある場合、罰則点が低いものから消化する事。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
俺の顔は一つずつ目を通すごとに真っ青になっていった。『絶対にどれも受けたくない。』
その本心から来る感情につい口走ってしまった。

「こ…こんなの無理だっ!」

その言葉にIはニヤっと笑みをこぼしこう言った。

「守れないならってんならいいぜ?遅刻もしておいてYは晒し者になりてぇらしいしな?」

学校の奴にバレたらそれこそ終わりだ…。俺はIの屈辱的なこのルールに従うしか無かった。

I「両方とも読んだら明日までに全部覚えてこい、テストをすっからなッ」

元々暗記ものは特に苦手で成績も良い方では無い為、覚えて来れる自信は全く更に自分が受けるかも
しれないお仕置きの内容など覚えたくなど無かった。
しかし、規則だけはその罰を受けない為にも覚える他無いのだ。

その後、規則の言葉遣いより、自分の事は「御主人様」と常に呼び、敬語を使うようになど言われた。
何が違反で罰則点が貯まるか分からないので一生懸命に持ってきた鉛筆で紙に書き込んだ。そして同時に思った。
恐らく誰か他の人が居る前でIの事を御主人様などとは言う事など出来ないだろう…なのでIと会う時には第三者
が居ないか注意しないといけないと肝に銘じた。

それから10分後、遂に恐れていたことがとうとうIの口から言い渡された。

I「それとさっきの12分遅れたからお前、一分に付き10点の罰則ねwww
….あーぁww、もう120点貯まっちゃったよ。どうすんの?w」

自分は慌ててさっきの罰則内容の紙を確認した。貯まれば貯まるほど酷い罰則になるので早めに消化したかった。
一番近い100点は『授業中にオナニー』又は『直で電気アンマ三分間』これは両方とも点数を消費する対象として
考える気にもなれなかった。そこで一つ前の50点と小さい数字で処理をしようと考えた。
50点を見ると『その場で公開オナニー』か『パンツの上から電気アンマ三分間』である。
オナニーは知っていたが勃起したチンコを扱っている所を他人に見られるなんて考えられなかった。
そこで嫌々ながらも『パンツの上から電気アンマ三分間』とパンツの上からお尻叩き20発、ズボンの上からお尻
叩き10発を選択した。
そして12分の遅刻で、これでは余りにも割に合わない仕打ちだと知ることとなった。
Iがこの部屋を選んだのは恐らくこの罰則の為だろうと思いつつ、俺は出来るだけ早めに終われるよう従った。
Iは指揮台横の教卓を指しながら言う。

I「ケツ叩きはあそこでやっから、教卓の上に体乗せろ!」

いくら人が余り来ない言っても昼休みは生徒が自由に動き回っているので此処へ足を運ばない確証は無い。
そう思い扉を気にしつつビクビクしながら教卓の台に体を載せてお尻をIの方向へ向けた。
数秒もしないで一発目の平手がジーパンの上から俺のお尻に向かって放たれた。

――ッパンッッ!!
多目的教室内にお尻が叩かれた音が響き渡る。

俺「い゙っああ゙あ゙」

予想以上の痛さに思わず声を上げて数を数え損ねてしまった。
狙い通りとばかりに、それを見てIは早速ニヤニヤしながら罰則を受ける時の規則が書いてある紙を
俺の目の前に出した。『お尻叩きは数を数えること。数が乱れると+α』

I「早速、罰則追加じゃねーか、バーカww」

前に出された紙よって+αがこれから受けるお仕置きの何処かに組み込まれる事実が突き付けられた。
俺は悔しさと恥ずかしさと恐怖などの沢山の感情に飲み込まれ涙声になった。

I「オラ゙、続きやんぞッ!」

そう言うと又、先ほどと同じようにIの平手が俺のお尻に向かって放たれ痛みに耐えながら数を数えた。

――ッパンッッ!!
「ッい゙ぃちッ!」

――ッパンッッ!!
「ン…に゙ぃぃ!」

――ッパンッッ!!
「サンッ!!..ッ゙」

――ッパンッッ!!
.
.
.
.

.

――スッッパンッッ!!
「じゅ゙ぅッぅぅ!」

そして初めてで最初のお仕置き『お尻叩き(ズボンの上)』のたったの10点分が消化された。
たったこれで遅刻1分…。そう考えると俺の心は不安に満ちた。
普段叩かれる機会も無いお尻をしっかりと叩かれたので、痛み10発目と同時に床に尻もちをついた。
次のお仕置きはパンツの上からだ…先ほどはまだ生地の厚いジーパンの上からだったから良いもの
次はただの布一枚の上から2倍の数を叩かれる。そう考えると耐えられるか心配になってきた。しかし、そんな心境
を打ち砕くかのようにIは言い放った。

I「+αの分ここで入るからww ッつう事でパンツ上に引っ張ってTバック状でやっからな゙!!」

そう言って更なる羞恥と絶望感を与えて来た、つまり布など殆ど無い状態。要するに直接叩かれるのとほぼ
変わりない状態で叩くというのだ。それにそんな格好、恥ずかしくて嫌だった…しかしIは俺の行動を急がせた。

I「何もたもたしてんだよッ!早くしねーと人が来るかもしんねーぞ!…あぁ、見られたいってんならいいけど」

そう言われて俺は痛い尻を摩りながらIの前へ急いで行った。こんなところを学校の奴なんかに見られるのは絶対御免
だったからである。
Iは俺が目の前に立つと、俺のジーパンのフックとチャックを下げズボンを足首まで下げた。下からは青色の生地に星や何かの年号
が書かれたトランクスが現れた。前回のブリーフの時ほどでは無いが、それでも他人に服を強制的に剥がれるというのは、なんとも
屈辱的だった。
そして俺は又教卓に体を預けお尻をIの方へ向けた。Iは待ってましたとばかりにトランクスの両足が出る穴の各横を掴み
そのまま腰の中央へ向かって引き上げて一本の紐の様になった真ん中の生地をお尻に食い込ませて、お尻はほぼ丸見えの状態にした。
…その恰好は前方の玉を窮屈にさせ、お尻をほとんどIなんかに晒しているこの状態に恥ずかしくて目を瞑った。

I「おら゙ッ、二十発しっかり数えねーと、又恥ずかしいのが増えるからなッ!」

そう言われて規則通りα分のお仕置きを受ける謝罪の言葉を口にした。

「…最初の罰則の時、数を数えません…でした…..追加のお仕置きをお願いします」
自分からこんな奴にお仕置きを要求しなくちゃいけないなんて…クソっ…。
そう心で思いながら痛みに耐えるのと数える準備をした。
――ッパチィッンッ!!
「ィあぃいぢッ!」

余りの痛さに二発目を防ごうと手が出そうになったが恐らくそれは規則に書いてあった抵抗になるだろう。
此処まで来てまだ何か追加されるのは勘弁だった。両手で握り拳を作り必至に痛みに耐えながら声を上げ数を数えた。

――ッパチィッンッ!!
「ッァにい゙ぃ゙ぃっ!」

――ッパチィッンッ!!
「ンざあ゙ああん゙!」

.
.
.
5発目の時点で恥ずかしさと痛さに涙を流し、それでも問答無用で続けられるお尻への仕打ちを数えるしか無かった。
.
.

.

.

.
――ッパチィッンッ!!
「っぅ゙ジぅぅ゙ッごぉ゙!」
15発目の頃には先ほどの罰則もあってYのお尻は真っ赤になっていた。そして16発目が打たれようとした時、無意識に
お尻が打たれるのを嫌がって横に逸れてしまった。これは不味いと思いIに慌てて謝罪した。
Iは「まぁ、いいけど次はねェからなッ」と釘を刺し16回目のカウントを無しにして事無きを得た。
そして最後の5発、俺は泣きながらIの平手を真っ赤なお尻で受け止めた。
終わった後、教卓からうなだれ、今回も床へ座って肩で息をするかの様に地面にへばった。常に一定のリズムを刻んで
お尻はギンギンと痛み、お尻に軽く触れるだけでヒリヒリとした。

ふと時計を見ると昼休みももう残り5分しか無く教室に帰る時間を考えると最後の罰則は間に合いそうにないので
Iに明日にしてくれと頼み、Iも自分の手のひらを見つめながら一言「次から命令も出すから楽しみにしてろよww」
と言い教室へ戻るのを許可した。ヤバい命令だろうなどと考えながらも、今は俺は急いでズボンを穿き直し自分のクラスへ
5時間目を受けに向かった。しかし、教室に戻っていざ椅子に座ろうとしてもお尻が痛すぎて座るのに苦労し、これから先
の事を考えると授業なんかまるで頭に入らなかった。

放課後、お尻の痛みも少しだけ引き、帰り道の途中ポケットに手を突っ込むと例の紙が出てきた。
この紙の内容を明日までに覚えておかないとテストで失敗したら又、罰則点が貯まるのだろうなどと思うと、ため息が出てしまい、
そうでなくても、今日消化し損ねた一番辛いお仕置きを受けないといけないのかなどと思いながら家に帰り着いた。
2,5

そして金曜日。
今日は一週間の中でも最悪な日で英会話でアイツと顔を合わせないといけないという事だ。
いつも通り学校を済ませ自転車に乗ってモヤモヤした気持ちで英会話教室へと向ったのだが、玄関についてチャイムを押しても
扉は開かないし、応答も無かった。そして先日帰り際、Iに気が取られてて聞き逃していたが先生は来週休みだという事を
言っているのを思い出した。「今日はアイツに合わなくていいのか」そう思うと、心がとても軽くなるようだった。
鼻歌なんか歌いながらエレベーターに乗り1階からマンション裏の駐輪場へ向かった。すると、俺の自転車の前で一人の少年
の姿を見かけた。近づいてみると同じ英会話教室に通っている3年生の男の子だった。名前は確かSだったはずだ。

俺「Sじゃん、どうかしたの?今日、英会話教室休みだよ。」

などと自分がさっきまで気づいていなかった事を、さぞ分かっていたかのようにSに言うとSは

「ぁー、ううん。そうじゃなくって自分の家もこのマンションなんだww
今日、親遅くって、もしよかったら少し家で遊ばない?」

俺はちょうど予定が無くなった所だったのでSの家にお邪魔して遊ぶ事にした。
Sの家はこのマンションの最上階で12階らしいので降りてきたエレベーターを使って12階へと向かった。

「お邪魔しまーす」

Sの家に入ると既に他の友達が居るようでSとは別に二つ靴があった。
Sの後ろについていき、リビングへ向かうとそこにはSの友達であろう男の子と、なんとIが居た。
…「なッ!?…なんで此処にIが…いんだよッ!」驚きを隠せずその場で固まってしまった。
帰りたい と、そう思ったが部屋に通されてすぐ帰る訳もいかずにリビングのソファーへと渋々腰かけた。
ひと段落ゲームが済んだのかIは俺に気づき、驚く様子もなくSに向かって。

「ほらな?、Y居たっしょww」

と言った。Sもそれにコクコクと頷いた。
どうやらIにハメられたようだ。今日はIに合わないと思っていたのにまさかこんな形で会う事になるなんて最悪だった。
…..だけど、流石に人の家の中じゃいつもの様にはしないだろうと高を括っていた…がSとSの友達は俺の足元で床に座って
対戦ゲームをし始めるとIはソクっと立ち上がり、こちらに移動してソファーの隣に座った。
嫌な予感がした。
予感は確かなものとなり、前の二人がゲームに集中している事をいいことに小声で話しかけて来た

I「んじゃ、昨日のテストしようか」

そう言って俺の返事なんか待たず、前回の紙に書かれた規則の問題を出してきた。

「一つずつ罰則点になる行為を言ってみろ」

そう言うと、Iは俺の股間に手を伸ばして前と同じように揉み始めて来た。
俺は必死になって小声で「ッおぃ、やめっ….やめろ」と言うが、むしろ手はエスカレートして揉む速さを速めていった。

I「早く言わねぇと、前の二人気づいちまうかもなww」

前の二人が軽く後ろを向けば、あからさまに俺が股間をまさぐられているのが分かる距離で、余り抵抗すれば音で
気づかれそうだった。そんな状況に、なんとかこのテストを早く終わらせて解放されないと危ないと感じた俺は、股間を
まさぐられて変な気分になりつつも、前の二人に気づかれないよう小声で必死にIの問いに答えた。

「ッん…命令..ぃっはん…..」「…ッやくっ..そくっ……ぃっは..ん」……..。

荒くなった息を前の二人にばれない様に押さえるが、残り2つがどうしても思い出せず刻々と時間は過ぎ、下は自分の意思とは裏腹に
とうとう大きくなってしまった。その瞬間、Iにボソッと「あーあ、規則破っちゃった」と言われ俺は真っ赤になり、汗が体中から出た。
そして更に続けて言った。

「あと、『やめろ』ってため口きいたよな?」

それは罰則点の加点を意味していた。まんまとIに勃起させられ罰則点も加算された自分が情けなく腹が立った。
Iは、俺に前やった紙と同じ紙をポケットから取り出し罰則点の計算し始め、俺はどうしようも出来ずにIの計算が終わるのと
勃起したチンコが収まるのを待つしかなかった。

それから数分後、前の二人がゲームで2試合目が終わりSが悔しそうにしていた。どうやらSの友達に負けたのだろう。
Iの悪戯にゲームの様子を見る余裕も無かった俺は、Sのその様子から察した。それからSとSの友達は俺らの方に首を向けて言った。

S「二人はゲームしないの?4人対戦も出来るよ!」

その言葉を聞いて、ゲームをしたらIの手から一時的に逃れるかもしれないと思ったが、Iはその言葉に

I「俺らはいいよ、っな?」

そう言い、半分脅すように同意を求めて来た。ここで敬語を使ってIに答えようにもS達に疑問を感じさせるだろう…。
俺はIのその言葉に同意するよう頷いた。
それを聞いたSは残念そうにしたが仕方なさそうにして、何か気づいたように言った。

「そっかぁ…。っあ! Y君、汗がすごく出てるけどあっついかな?冷たいお茶持ってくるね!」

そう言ってキッチンの方へ走っていき冷蔵庫からお茶を取り出して、おぼんにお茶の入ったコップを4つ乗せて持ってきた。

「あぁ、あ…ありがとう。」

そう言って受け取ると又、SとSの友達は又、ゲームを始めた。Iの手から逃げ損ねた俺にニヤニヤするIは、受け取った
お茶を飲み干し二人の対戦を眺めていた。

それから俺がお茶を半分程飲み干した時だった。突然Iは俺の手からお茶の入ったコップを奪い取り、そのコップを
俺のズボンの上でを斜めにして構えた。俺は慌ててか構えられたコップの先に手を置いて防ごうとするが非情な言葉が
返ってきた。

I「今日一つ目の命令ー。その手、どけろ」

それは、そのお茶で俺のズボンを汚す事を意味していた。そんな事されてはたまらない…しかし命令違反をすれば更に酷い
罰を受けなくてはならない。答えはおのずと決まっていた…。
…俺はゆっくりとコップ前に構えた手をどけ無防備な状態になった。
満足そうにIは笑みを浮かべ、ゆっくりとコップを傾け始めた。少しずつお茶がこぼれそうな位置にずれていき、とうとうお茶が
俺のズボンにこぼれ始めた。
―――ボドトトトト…..
こぼされたお茶はズボンに染みわたり、その部分だけズボンの色が黒っぽく染まっていく。半分もこぼれるとお茶はズボンの
中まで染みていき気持ち悪かった。
とうとう全部のお茶がこぼれIは俺に空になったコップを渡すと大きな声で言った。

I「おい、Y!なにお茶こぼしてんだよww」

お前がこぼしたんだろ!そう言う事も出来るわけがなく、S達はその声にびっくりして後ろを振り返る。
事情を察知したSは台布巾を持って俺にティッシュを渡してくれた。

俺「…ごめん」

Sにはそう言わざる得なくソファーとズボンにこぼれたお茶を拭き取った。
ある程度拭き終えると、Iは待ちかねたかのように口を開く

I「ズボンべちょべちょじゃねーかよww 漏らしたみてぇだなwww」

Iのその言葉に二人は苦笑いをしてはいるけれども、俺は恥ずかしくて顔を真っ赤にした。しかし、Iの言葉はこれでは終わらない。

「そのままだと又Sんちのソファーが汚れるだろッ!早く脱げよww」

確かにそうだけども、二人の前でパンツ姿になるのは恥ずかしかった。恐らくIはこれを狙っていたのだろう。
Sは「大丈夫だよ!」などと苦笑いで言いつつも、恐らくこのままソファーが汚れるのは余り好ましく思っていないだろう…。
仕方なく少し恥ずかしくはあったが、俺は穿いていたズボンを脱いだ。しかしIがゆっくりとお茶をこぼしたので残念な事に
トランクスの方もお茶で濡れていた。しかし、流石にこの場でこれだけは脱げない。そんな時、Sは察したように
自分の部屋へ走っていき片手に自分のトランクスを持って戻ってきた。

S「僕のでよければ小さいかもしれないけど使って!」

これには本当に助かった。Iは少し不機嫌な顔をしていたが黙ってそれを見ていた。本当はズボンも借りたかったが、
Sは3年生では割と背が低めでズボンは入りそうになかったのだ。俺はSに感謝してSのトランクスを借り、着替えにトイレへ入った。
確かに身長差は30㎝近くあって、借りたトランクスは小さく自分が穿くとお尻は少しピチピチで前は少しモッコリしていたが、
穿かないよりはマシだとSに改めて心の底から感謝した。しかし、このままでは恥ずかしいのでトレーナーの裾を下へ引っ張りつつ
リビングへ戻った。
S達はチラっとこっちを振り返ったが、何事も無かったかのように、又ゲームに集中し始め、俺は少しでもこの格好が見られない
様に、Iの座るソファーと反対側の後ろに立ちながら、ソファーの背もたれに寄りかかった。それがIには気に食わないのか
不機嫌そうな顔をしていたので、出来るだけ顔を合わせないように二人の対戦を見ていた。
それから1時間程して時計の針が6時を回ったのでそろそろ帰ろうかとしている時だった。
Iが立ち上がり俺の腕を引いてS達に声をかけた。

I「俺らちょっと話があるから廊下借りるぜ」

SとSの友達の目線がこちらを向いて返事をしたので慌てて掴まれていない方の手で裾を引っ張りトランクスの半分を隠した。
そうしている間に抵抗も出来ず、廊下に引っ張られリビングへと続く扉が閉められた。そしてIは先ほどの俺の行動の不満の
うっぷんを晴らすかのように言ってきた。

「んじゃッ、ちょうどパンツだし此処で昨日の罰則でもするかッ」

このタイミングで昨日の罰則を消化するのは最悪だった。もちろん俺は拒んだ。

「無理です…人の家で、しかもSのパンツだし…。」

だけどIは聞き入れようとはしなかった。しかし俺も流石にこれは不味いと、せめてトイレで頼むと懇願したが、Iは非情だった。

I「んじゃこれ2回目の命令ー! べつに良かったんだぜ?wwwあのリビングでやってもよww」

それだけは絶対に勘弁して欲しかった。自分と同じ学校である、しかも年下の子にそんな姿見られるなんて想像も出来なかった。
俺はそれだけは何がなんでも避けなければ、と嫌々ながら同意し廊下に寝転んだ。Iは俺の両足を持ち上げるとその拍子に俺の
トレーナーがめくれパンツとその格好が浮き彫りとなった。

I「んだよそれwww、パンツ、ピチピチぎてモッコリしてんじゃねぇかよwwww」

俺はIの笑声にS達が反応しないかビクビクしながら恥ずかしさに両端のパンツの隙間を抑えつつ顔を背けた。Iは笑いながら片足を
俺の股に差し込み態勢を整え、足の先が俺の玉辺りを捉えた。

I「んじゃ、3分な! Sのパンツ汚さないように注意しろよwwww」

そう言って片手に持っている携帯でアラーム設定をし足を動かし始めた。
その瞬間から股に得体のしれない感覚が襲ってきて思わず声が出てしまった

「ッんん………っがぁあ゙…」

稀に玉に当たり、痛みを伴いながらも、気持ちいいようで気持ち悪いような矛盾したその感覚に飲み込まれないよう悶え苦しんだ。
1分すらも長いその間隔に3分も耐えなければと思うと気が狂いそうで、的確にIの足が自分の股間を一定のリズムで刺激し、思わず
声が断続的に出てしまう。しかしその声すらもS達に聞こえれば様子を見に来るかもしれないので、俺は両手で自分の声が漏れない
ように必死で抑えた。
それから1分程時間が過ぎた頃だった。その刺激は明らかな快感なものへと変わっていき、声もだんだんと喘ぎ声に変わり始めた。
すりガラス一枚を隔てて廊下でパンツの上から股間を刺激されているこの状況はYを羞恥心と同時に抗いようのない興奮を
もたらせ、刺激され続ける下のモノは、その小さなトランクスの中でみるみると大きくなり苦しそうにその形を際立たせた。

I「あーあ、これで二度目だなwww 男から刺激されて勃起するなんて恥ずかしくねぇの?wwww」

Iの言葉に顔から火が出そうになりながら、涙を浮かべ今はその刺激から来る快感と恥ずかしさに耐えるので精一杯で、勃起した
チンコはその小さなパンツのゴムを少しばかり浮かせるのでYは慌てて片手でゴムを引っ張り上げるが、そうすると下から玉が
見えそうになるのだった。

それから二分が過ぎて残り一分を切ったときの事だった。
Iは突然足の速度と刺激を強めてきた。その刺激にパンツの中のモノは限界まで大きくなり先の方がパンツから
はみ出し、それと同時にとてつもない尿意を感じた。それを見てIは爆笑し、その声にS達がゲームをしながら反応したようだった。
俺は来るな!来るな!と祈り、それと同時に刺激から来る尿意に焦りを感じ、Iにトイレに行かせてくれと涙目で頼んだがIはそれを
許してくれたりはしなかった。借りているパンツで漏らしたりしてはSに合わせる顔が無い…。残り20秒を切った頃には限界に近づき
自然と手が浮き彫りになっているその形のモノの先をを抑える形になっていた。それを見たIは察したようにラストスパートをかけた。

「っ…漏れぇッちゃぅぅぅぅ…お願いぃ…しぃますぅッ!…っトイレにぃぃぃ」

その時だった。Iのポケットからアラームがなり、Iは舌打ちをしながら足をどけた。俺は助かったと思いながらも尿意の限界を感じ
今にも出そうになっていた。そこへS達がアラームの音を聞きつけてこちらへ向かってきた。
俺は慌てて立ち上がり涙目の涙を少し拭き取り勃起して形が分かるそのパンツを見られない様に背なかを向けS達が入ってきたのと
同時に「トイレ行ってくる」と言い、急いでトイレに駆け込んだ。しかし、トイレをしようにも勃起したままでは出来ず、俺は
チンコを無理やり下に押さえつつトイレの前にひざまづきなんとかトイレをした。
それから勃起が収まってようやくトイレから出て来た時にはSの友達とIは玄関で帰ろうとしていた。
自分も干してあったズボンとトランクスを回収して誰もいないリビングで急いで着替えようとした。Sから借りた小さな
トランクスを脱ぎ、自分のトランクスに履き替えようとした瞬間、見送ったあとのSが入ってきた。
――見られたかもしれない…そう思い顔を赤くして伏せながら急いで着替え、Sにパンツのお礼を言い返して逃げ出すように
Sの家から出た。
家から出た俺は、Sの友達がエレベーターを開けて待っている事に気づき駆け足でSの友達とIが乗っているそのエレベーターに
乗り込んだ。扉が閉まり12階から数字が一つずつ減っていくのを眺めていると、Iが俺のズボンを何時もの様に下げて来た。
俺は慌てて引っ張り上げるがSの友達はそれを見て笑い又、恥ずかしくなった。

それからマンションの一階で、Sの友達は歩きらしいので別た。Iと又、二人になったが、これ以上他の人の前で痴態を晒さずに済む
と思えばホッした、しかし、そんな余裕を与えない様にIは言う。

「いやあwww面白かったなwwつうか二人にばれずに済んでよかったなッwww」

その悪魔のような言葉に俺は言い返した。

「お前があの時お茶を零すからだろ!それにあんな場所でやらなくったって…!」

つい、Iのその言葉に乗ってしまい。そして後悔した。

I「ッんだよ?文句あんのかよ!!」

俺「すみません…ありません。」

そういうとIは見せしめの様に今日の罰則点を告げた。

I「今の含めて合計230点だかんなッ!…あー、あと200超えたからお仕置き俺が決めっから」

その言葉に絶望した。昨日の120点であれだけの仕打ちを受けたのに200点を超えてしかも選択権が無いなんて…。
何をされるか分からなく、不安に満ち溢れた。続けてIはポケットから例の罰則の紙を取り出し、俺にお仕置きを
宣告した。
I「先ず、200点で『【約束】指定下着の着用』な、あと30点で玉蹴り三回」

有無を言わさず続けた。

「つう訳で、明日からブリーフ着用な。あと毎回チェックすっから、もし穿いてこなかったりしたら次からノーパンだから
ちゃんと穿いて来いよ。あと、汚れてないかもチェックすっからな。もし汚してたらこの約束に+αだからちゃんとケツと
チンコ拭いて来いよ。それと今、ブリーフ何枚持ってるか教えろッ」

最悪だった。ブリーフを穿いて学校にも来ないといけないなんて…体育の日とか…。それに毎回確認なんてそんな事無理だ!
そう思いながらもノーパンなんてもっと嫌だし、素直に従うしか無かった。

俺「多分…この間の含めて4着くらいです。」

I「一週間持たねーなww買って貰えww」

お母さんに言ったらなんて言われるだろう…何か良い言い訳を考えなくてはいけないなどと思ったが今はIから早く解放
されたかった。

俺「もう…いいでしょ?」

しかしIは逃してはくれなかった。

I「玉蹴りが残ってる。さっさと脱げ!」

今日の電気あんまでもう股間は痺れそうなくらい刺激を受けて辛かった。しかし、これを処理しなければ又、次回に持ち越されて
大変な事になるのは今日ので良く分かっていた。それでも『玉蹴り』というものは恐怖でしかなく、思うように行動が進まなかった。

I「早くしねーと、罰則中に抵抗した事にして点数増えっけどいいの?」

それを聞いた俺は手を早める他なくまだ少しだけ湿っているズボンのボタンとチャックを外しそのまま足首まで下げた。
しかし、その次でやはり手は止まるのであった。今まで沢山の酷い仕打ちを受けてきたが、どれもパンツを脱いだ事はなく
自分の恥ずかしい所をIに晒したことは無かったからである。それを見かねたIは脅すように「抵抗?」と尋ねる。
俺は首を大きく横に振り、決して抵抗している訳では無い事をアピールした。
俺は意を決して両手の親指ををパンツのゴムに引っ掛けて少しずつ下へずらしていった。少年のすべすべとしたお腹の下が
徐々に露わになっていく…そして、Yの手は両足の付け根から股にかける斜めラインが見えた辺りでやはり止まってしまった。
Iは溜息をついてイラついた様子を見せYに悲惨な命令を下した。
「ハァ~….今から準備が出来るまで1秒毎に罰則点2点だから」

…それを聞いて急がないと、と頭の中では思うが中々それ以上下着を下げる事は出来ずに体を羞恥心で震わせた。
しかしIはカウントを始める。

――1,2,3,4…
これ以上の罰則を貯めればより酷い仕打ちを受けるかもしれないとYは唇を噛みしめそれまで止めていた手を下ろしていく。

――8,9,10…
下着は太ももから足首までスルリと降りていきYは足首まで下ろした下着を掴んだまま動けずにいた。…そう、その体制から
身体を起こせばIに全てが丸見えになってしまうからだ。
しかし無残にもカウントは進んでいく。Iは玉蹴りの態勢を取らせるまでカウントをやめるつもりは無いようだった。

――13,14,15…
Yは羞恥心に涙を浮かべ身体を静かに起こしていった。
そこにはトレーナーの影に少し隠れてはいたが、小学6年生にしては少し可愛らしく、未だ毛も生えていない。
先の方の皮の間から少しだけピンク色の顔を覗かせたペニスが確かにあった。

――18,19,20。
Yはそのまま両足を肩幅まで少しずつ開きIのカウントが止むのを待った。

Iは20秒でカウントを止め、Yのペニスを眺めた。それからIは不満そうにYに言う。

「あ゙ーそれじゃ蹴りきぃから腰を落とせよ」

それは更にYの羞恥心を加速させるのには十分で、Yはとうとう涙を流し始めながら腰をゆっくり落としていくのであった。
Yが腰を落としていくのと同時にトレーナーの影に隠れていたその可愛らしいペニスはゆっくりと付け根からぶら下がりつつ
全貌を表し、半分くらいまで腰を下ろした頃にはその色からシワまで見て取れるように分かった。
Iは満足げに笑みを浮かべるとYの後ろにゆっくりと回り込みYのお尻の辺りにしゃがみ込んだ。そこから見える光景は、腰を
落としているのでお尻の穴から玉の裏までYの恥ずかしい姿を堪能するには最高の場所だった。それからIはニヤっと笑うと
お尻の穴に向かい息を吹きかけた。痛みに耐えようと構えていただけに、思いもよらない刺激によってYは思わず「ッひゃぁっ!?」
と声を上げ、足首の下ろしたズボンとパンツに引っかかり、バランスをとる事も出来ずにその場に倒れ込んだ。
I「何だよその声wwwつうかさっさと立てよッ」

Iのその悪戯にYは唇を噛みしめて又、両手でバランスを取りながら立ち上がり、先ほどの恥ずかしい格好を再び取るのであった。

…そしてIは足を構える。
その音にYはビクッと体を硬直させ蹴りが飛んでくるのを構えた。
Iは片足を後ろに下げ、勢いをつけてその足をYの股下に潜らせた。

「…ッぐあ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!……….ふグぅ゙ぅぅ……..」

Iの足の表がYの玉に当たるのとほぼ同時にYは声を上げてその場に倒れ込んでお腹を押さえた。
その痛みは尋常なものではなく、呼吸が止まりそうになりながらお腹にかけてズンとした痛みがYを襲った。
そのままお腹を押さえて悶え苦しむ様にIは腹を抱えて笑っていた。それが悔しく、Iを睨み付けるがYは。容赦なしに次を
要求する。Yは呼吸を荒げながらフラフラと立ち上がり再び腰を下げてIの蹴りに備えた。それを見てIは問答無用に
先ほどと同じように勢いをつけその足をYの股下へ打ち込んだ。

「…ッがあ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ァ!!」

Yは痛みで限界を迎えていたが、未だ残り1発が残っている。Yは涙をボロボロとこぼしながらお腹を押さえうずくまった。
Iは再び笑ながらなんの躊躇も無しに起き上がるようYに言う。Yは「もぅ゙….無理でずぅ゙…。」と言うがIはそれを
許さなかった。IはYの手を引っ張り上げると、無理やり立たせ、構えるように指示を出した。
Yは顔をぐちゃぐちゃにしながらIの命令に従い再び腰を下ろし始めた。その足は恐怖と羞恥、そして痛さからプルプルと
震え、その振動が可愛いYのペニスをも震わせるのであった。用意が終わるとIは再びYの後ろへ立ち、足を構える。
Iは次にワザとフェイントを入れるとYは「ッひャああぁ゙」と声を荒げて立ち上がった。その様子が可笑しくIは腹を抱えて
再び笑い始めた。Yは涙をボロボロとこぼし再び同じ態勢に戻るのであった。

「….っギィ゙ヤ゙ァァァ゙!!」

そう言って最後の一発を受け止めるとIは全身から大量の汗と涙と鼻水を流しつつその場へ倒れ込んだ。

それから十分後。
ひとしきり笑いが収まるとIは引き笑いを続けて俺に尋ねた。

「…っおいwwだいwじょうwぶかww?」

それは心配というものではなく嘲笑いのように思えた。俺は未だジンジンと痛みは残るがようやく動けるようになり、
パンツとズボンを同時に穿き直した。それを見たIは俺に残虐な選択を投げかける。

I「さっき遅かったせいで、20点貯まってんけど『チンコに直接ムチ』にしようか?ww」

俺は真っ青になってIにそれだけは本当に勘弁してくれと懇願した。Iは「えー、どうしよっかなぁww」「さっきの
面白かったしwww」などとワザとらしく言ったが、俺はこれ以上の仕打ちを股に受けたら壊れてしまいそうで
必至ですがり付き懇願するしか無かった。

「本当にチンコだけはやめて下さい!ほかなら..他なら良いので…お願いします…。」

余りに泣いてすがりつくYを見てIはようやく別の罰則を提案した。

「んじゃ、今日はもういいわ。次回罰則があった時に『お仕置き中の動画を撮る』にすっからww」

その罰則は更にあの写真以上の痴態がIの手に握られる事を意味していたが、もうこれ以上にチンコ
に直接ムチなど受けられる筈もなく、その提案を飲むしかなかった。それからIは明日からブリーフを穿いてくるようにと
再度注意を促してから自転車にのってそそくさと帰って行った。
それから数十分、その場で泣き続け涙が枯れた頃に要約重い体を持ち上げ自転車に乗って自宅へ帰った。

3.

 家に帰りついた俺は【約束】を破る訳にもいかず、どうやって母さんに頼むか悩んだ。
そうこうしている間に時間は過ぎ去りシャワーを浴びる時間になる。何か理由を考えなくちゃいけない…。
シャワーを浴び終えるとトランクスとパジャマを着て母さんに言った。

「もうすぐ運動会の練習が始まって組体操とかの練習の時に
トランクスだとぶかぶかで見えそうだからブリーフがいいんだけど…」

母さんにボクサーじゃダメなの?と尋ねられたが俺は蒸れるから…などと適当に誤魔化し買ってもらえるように
促した。すると、自分で買ってきなさいと3千円札を渡され事無きを得たのだった。

それから二日後の月曜日。
何時もと同じように学校へ向かい、朝のホームルームの前。俺は机で顔を伏せ不安で一杯だった。
そう、トランクスを穿いて来たからだ。
朝、着替えが仕舞ってある戸棚の近くには母さんが居て、未だ練習も始まっておらず、体育の曜日でも無いのに
履き替えるなんて怪しがられそうで着替えることが出来なかった。
Iにバレたら何されるだろう…。
そんな不安を抱えてホームルームが始まる前の空き時間を机に伏せて過ごしていると俺の元へ同じクラスの女の子が
声を掛ける。

「Y君。隣のクラスのIが呼んでるよ。」

それは俺にとって死の宣告の様なものだった。
俺はびくびくしながらゆっくりと教室の入り口に顔を向ける、するとそこにはニコニコと何かを楽しみそうにしている
Iの姿があった。それに気づいたかの様にIと目線が合うとそらす事も出来ず、重い腰をゆっくりと席から起こして
Iの元へ向うしかなかった。
廊下には先生が来るまでの間、数人の生徒が話をしたり、ふざけ合ったりしている。
Iは俺が近くまで行くと、片腕で俺の首周りをガッチリと固定し、そのまま姿勢を少し低くして俺に訊ねる。
「ちゃ~んと約束は守ってんだろーな?w」

今、一番訊ねられたく無かったその言葉に俺はビクっと反応し、誤魔化すことなど出来るはずも無く謝るのだった。

「ごめん…なさい、穿き損ねました。」

その言葉にIは俺の胸倉を掴みそのまま壁へと押して怒鳴った。

「ッあぁ゙!?帰りに言ったじゃねぇーかよ゙!!」

その余りの大声に廊下の周りの人の視線を一気に集め、教室からも顔を覗かせる者も居た。
このままでは大声で何か不味い事を言われかねないと俺は慌ててその場を静める為、周りに聞こえない様
本心では無いがIに向かって言った。

「…本当にごめんなさい、反省してます…許してください」

そう言うとIは俺の耳を掴んで、そのまま廊下の突き当りの曲り角まで引っ張った。
耳が裂けるように痛かったが我慢してそれに素直に従った。他の生徒もIの声だと気づいてか絡まれない様に俺を無視して
元の状態へと戻る。そんな薄情なクラスメイトを連れて行かれ越しに見ながら俺は何をされるかと恐怖で一杯だった。

突き当りの曲り角まで着くと教室通りの廊下から少し見えない位置に移動してその場で停止した。
反対側の廊下は朝という事もあって人の姿はなかった。
Iは俺を再び壁際に押しやってから声を低くして俺に訊ねる。

「もし、穿いてこなかったらどうなるか言ったよな?」

思い出したくもないが『今度からノーパンだ』という言葉が頭を過る。
それは体育の授業の時、地獄を意味していた。
クラスメイトにそんな姿見られては笑い者にされて学校に行けなくなってしまう…俺はそれだけはなんとか避けたく
Iに再び謝罪する。

「本当にッ…本当に反省してますからノーパンだけは許してください…。」

Iは俺が従順になった様に見えてIは少しだけ機嫌を戻した様だった。

「ッチ…仕方ねぇなァ…でも今日はノーパンだ。いいな?」

拒否権は無かった…だけど運良く今日の授業に体育は無い。俺は「…はい。」と言いつつ下着を脱ぐ為トイレへ
向かおうとした。だが後ろからIが俺の腕を掴んでそれをさせようとしなかった。
「此処で脱げ」

え…!?
俺は焦った。いくら朝で人通りが少ない廊下とは言え、この廊下も少なからず人は通るのだ。
しかし、ここでIに何か言えば再び機嫌を損ねて、それこそこの先ノーパンで過ごせと言われかねない。
俺は急いで曲り角から教室の廊下と後ろの廊下を見て誰も来ていないのを確認すると、ズボンのゴムを掴んで足元まで
一気に下ろして足から抜き取り隅に置く。脱いだズボンの下には赤と黒のチェック柄のトランクスが動く度にひらひらと
存在を際立たせる。残りはその下着一枚になるが、やはり下着に手をかけると動きが止まってしまう。でも今回は、いつ人が
来るかも分からない状況だ。再び廊下を確認すると俺は出来るだけIに見えない様に急いでパンツを下ろし脱ぎ取ると、
背後を気にしながら先ほどぐしゃぐしゃになったズボンを穿きやすいように戻し急いで穿いていく。それと同時に床に転がって
まだ間もなく少し温かみのあるトランクスを、Iは拾い上げポケットに乱暴に仕舞いこんだ。
ズボンの生地にチンコが直接擦れて少し変な感じだったが、これで終わった…。とホッと心を撫で下ろす。
その時だった。Iは穿き終わった俺のズボンのチャックを握りそのまま下ろしていく。ハッとして俺は慌てて止めようとするが
Iは俺に残酷な命令を下す。

「命令だ、今日学校に居る間、このチャックは閉じんな」

その命令を言い終わるのと同時にチャックは全開になる。勿論下着を穿いていないので、チャックの隙間からは
チンコが顔を覗かせる。命令に歯向かうわけにもいかず、俺はそれを上着の裾を引っ張りなんとか隠す。
だがIは更に続けて俺に言った。

「約束を破った罰は受けろよ。罰則は『授業中にオナニー』しろ!…あー、あと前回のお仕置きがまだだったなww
つう訳で動画も忘れんなよ…んで、+αで勃起したところを写メれww」

俺はIのその言葉に絶望した。
…出来るわけがない!!それも授業中にだなんて…しかもそれを動画に撮れ!?
しかしIはそんな事はお構いなしに自分の携帯からメモリーカードを抜き取ると俺にその携帯を渡して
さっさと自分の教室へ戻って行く。

俺はどうしようも無いその罰則に頭が真っ白になって立ち尽くした。
――キーンコーンカーン…
ホームルームのチャイムが廊下に響き渡る。ようやくその音で俺は我に返り、手渡された携帯をポケットに忍ばせ、チャック
からチラチラと見えるそれを回りから見えない様に少し内股になりながら裾で隠して急いで教室へ戻った。

教室に戻ると既に先生が生徒の点呼を取っていた。どうやら逆の階段から先生は上ってきた様で、助かったと思った。
俺は速やかに窓側の後ろから二番目の自分の席に戻ると頭を悩ませ顔を埋めた。Iから下された最悪の罰則をどうやって
行えばいいのか…罰則を無視しようものなら命令違反と見なされ更に酷い罰則が与えられる。その瞬間、頭には身の毛もよだつ
沢山の罰則がよぎり身体を震わせる。やらないと…。
そうこうと考えている間に一時間目の授業が始まってしまった。

一時間目は数学だ。
生徒は一斉に教科書を机から出し黒板に書かれ始めた文字や計算をノートに書き始める。
俺も黒板にかかれた図形の問題をノートに書き始めながら周りの生徒の様子を伺う。半数近くは授業を真面目に聞いて先生の方
を見ているが、残りの奴らは隣の席の奴とひそひそと喋りあったり、文房具で遊んでいたり、ノートに落書きをしていた。
俺は先ほど仕舞いこんだIの携帯をポケットから取り出し、腕で隠しながらカメラを起動して『ヘルプ』と書かれたページを開く。
どうやら写真モードと録画モードがあるようで、カメラモードは画面をタッチするとシャッター音と共に撮影される様だ。
録画モードは画面をタッチすると効果音と一緒に録画が開始され、もう一度画面をタッチすると録画がそこで停止されるよう
書いてあった。
操作方法は至って単純で何も問題は無いようだったが、写メと録画を別々で撮らないといけないというのと音が鳴るというのが
俺の不安を増幅させた。
先ずは勃起した状態で写メを取らなければならない…。俺は携帯を写真モードに設定して机の中に入れ込み、手をチャックの
中へと忍ばせた。
周りの目を気にしつつその開きっぱなしのチャックに手を入れるとすぐに俺のチンコに触れた。妙な感じだったがそんな余裕も
無く、俺は上着を引っ張り後ろからもばれない様に少し前かがみになりながらチャックが見えない様にして、チンコを弄り始めた。
しかしその時だった。

「Y、この問題を解きなさい」
その声に俺は思わずビクっとして慌ててチャックから手を離し上着で隠す。恐らくバレてはいないだろうが、その驚いた
様子に他の生徒たちの目線を集める。俺は顔を真っ赤にしながら裾を抑えつつゆっくりと立ち上がる。問題は割と簡単な
ものではあったのだが頭が真っ白になって何も考えられない。そのまま突っ立っていると先生に「もういい、座りなさい」と言われ
誰とも視線が合わない様にうつむきながら席に着いた。
それから周りの目線が気になってしまい身動きが取れずに一時間目が終了するのだった。

二時間目は国語で、朗読が席の順に行われる…自分の席は最後から2番目だ。朗読する人に皆の集中が集まるので
この機会を逃せばもう無いかもしれないと思い、俺は覚悟した。
朗読が廊下側の最初の席から始まると、俺は再び一時間目と同じようにチャックの隙間からチンコを引っ張りだして、上着で隠し
ながら弄りはじめた。しかし先ほどの影響だろうか、中々時間が立っても大きくならないのだ。刻々と自分の番が迫りつつ俺は必至で
弄った。ようやく徐々に大きくなりはじめた頃には半分の人数が読み終えて居た。
大きくなったチンコはチャックの隙間から突き出してシャツをテントの様に張らせる。
俺は急いで携帯を取り出すと周りをしっかりと確認し、シャツの中に携帯を入れ込んで画面をタッチした。
―――カシャッ゙
朗読をしている生徒の声を掻き消すようなその音に生徒の視線は一気にこちらの方へ注がれ、「何の音!?」「誰だよ写メ撮ったの
www」など笑い声と共に教室中が騒つく。
俺は冷や汗をかきながら急いで携帯を机の中に仕舞い込み、そのテントの張ったそのシャツを抱くようにして前かがみになりながら
事が過ぎるのを待った。
ざわついた教室を先生が静めて再び朗読を始めさせる。朗読の順番はとうとう自分の列になったが、一向に勃起が収まらず俺は焦った。
だが時間が止まってくれる訳もなく、とうとう自分の番になってしまうのだった。
俺は勃起したそれを強引にズボンの中に押し込めてシャツを引っ張り立ち上がった。
その時、勃起したその敏感な先端がズボンに擦れて思わず声が出てしまう。

「んぅ…ッぁ…」
クラスの笑い声と共に先生が尋ねる

「Y、体調でも悪いのか?」

俺は顔を赤くして「…大丈夫..です」と答え朗読を始めた。しかし数人の生徒が俺のズボンの膨らみを見ながらひそひそと
「アイツ起ってね?w」などと言っているように聞こえ、俺は余計に恥ずかしくなって急いで読もうとする。だが急げば急ぐほど
舌は回らなくなり言葉を噛んでは周りから笑われるのだった。
ようやく朗読を終わらせて席についた頃には顔は真っ赤になり汗で体中びっしょりでそれからというもの
2時間目の終わる間は生きている心地がしなかった。
3,4時間目は理科室で理科の実験をやるようで、教室移動をする。だが、下着を着けていないとこんなにも違和感があるのかと
思うように中のモノはズボンに擦れて理科室に着く頃には再び大きくなってしまうので
移動中にこっそりとトイレへ向かい勃起を収めてから理科室へと向かった。
実験は班ごとに分かれて行うようで台を挟んで二人ずつ座るのだがこんな状況でオナニーなんてしたら絶対にバレてしまう。
俺は三、四時間目を諦め五時間目に賭けることにした。

三、四時間目が終わると給食と掃除、そして昼休みだ。
俺はいつも通りに飯を済ませると掃除をする為に自分の担当の学校生徒玄関前へと向かった。そこでズボンのチャックに
気を付けながら掃除をやっているとI達がボールを持ってやってきた。
…昼休み、運動場で遊ぶんだろう。
そんな事を思いながら掃除用具を道具入れに仕舞っていると、Iが傍までやってきたので俺は思わず固まってしまった。
Iは俺をそのまま掃除道具入れへ押しやると、自分を死角にするようにして俺の股間のチャックに手を伸ばしチャックが
開いているのを確認する。
そのまま何かされないかと心臓をドクドク鳴らして固まっているとIの友達が後ろから「何してんのー?」と声を掛る。

「ちゃんと開いてんな」

そう言うとIは満足気に運動場へと走って行った。Iの友人にこの時ばかりは感謝して心を撫で下ろし教室へと戻った。
その後、俺は教室で友達に外で遊ばないかと誘われたがこの格好で動けるはずもなく、断って教室で時間を潰す事にした。
そしてついに今日最後の授業、五時間目が訪れる。
これを逃せば最後だ…。
五時間目は音楽で、教室で歌とリコーダーの練習だ。そこで俺はリコーダーの練習に合わせて録画の音を消して映す事にした。
最初の20分は音楽の教科書を見ながら歌う。俺は歌うふりをしながら同じように上着でチャックを隠し、今朝の辱めを繰り返さない
ように先に弄って大きくした。歌の練習が終わる頃には完全に大きくなり再びトレーナーにテントを作り上げていた。
そしてついにリコーダーの練習が始まる。
―――ピロロン♪
生徒達のリコーダーの音で録画の音はばれなかった。俺は携帯を右手で裾の下に隠し、その大きくなったモノを左手で壁際に隠しながら
上下にゆっくりと動かし始めた。
教室で、それもクラスメイトの居る中で自分の恥ずかしい所を扱く。そんな状況に耳を真っ赤にさせながらも壁際で小さくなり、
ばれない様に小刻みに手を動かす。もしも誰かにバレてしまえば、それこそ未だ生まれて11年の間もない人生の終わりを意味する。
だが、身を屈めながら片手には携帯、上着の下で動きづらく、そして何より本人の意思ではなく行っているこの自慰行為にも
関わらず、ゆっくりと迫り来るその抗えない快感には飲まれてしまうのだった。

リコーダーの練習が始まり約10分が過ぎた頃Yはとうとう絶頂を迎えようとしていた。だが射精すれば規則違反で大きな
罰則点が付いてしまう。
しっかりと竿を握りその快感を最高潮へと持って行きながら、なんとか射精だけは抑えようと手に力を入れる。
…っ…でそぅッ…。
寸前で手に力を入れ抑えようとしたその時だった。

「おいY、お前リコーダー持たずにどうやって練習するんだ」

最悪なタイミングで先生は俺が練習をしていない事に気づいて指摘する。
俺は慌てて扱いていた右手でリコーダーを掴み口元へ持って行って練習をしようとする…しかし、抑えるものが無くなったそれは
本能のままに脈を打ち始める。更に片手でリコーダーを吹こうとする俺に納得がいかない様で先生は目で促す。
(…おねがぃッ…まってぇ……今はああぁぁ)

そんな気持ちも虚しく、身震いと共にそれはドクドクと精子を出して上着とズボンを汚していく。
「…ッん..ぁ…..ッぅ…」声を抑えつつも先生と目が合ってしまいそのまま逸らす事も出来ず、ポンプの様なその運動を抑えようにも
抑えられずにただ虚しくその射精が終わるのを待つしか無かった。
Yはそれが悟られない様必至で平静を装って目を合わせるが目は涙目になり、それが脈を打つ毎に身体を震わせ呼吸と心臓の鼓動を早めた。
――フィ^~~^~….ピー^~~
口元にあてたリコーダーから乱れた呼吸によって情けない音が鳴り思わずリコーダーを離す。

今は射精してしまった後悔よりも、この状況をなんとかしないといけない。俺の頭の中はそれで一杯だった。
左手に持っていた携帯の録画を切ってポケットに突っ込むと、左手を机の上に出してリコーダーの穴を押さえる。
先生はそれを見ると頷いて再び他の生徒に顔を向けた。
それから数分の間、汚れたズボンとシャツを気にしつつもリコーダーの練習をし、ある程度時間が経ったのを見計らって先生にトイレ
という名目で服の汚れがばれない様こっそりとトイレの個室で汚れた服を拭いた後、多少時間が経っていた為に少しカピカピになって
いたので水道水で洗い落して教室に戻った。その上着裾の濡れ方に先生は驚いていたが、蛇口の水が跳ねてかかったなどと言って
なんとか誤魔化した。
再び席に着くと下着を着けていないせいか少し湿って気持ち悪かった。
放課後。
俺は非常階段の屋上へ続く段でIに呼び出された。

I「んじゃ、検査ー」

そういうとIは昼間と同じように俺のズボンのチャックに手を伸ばし開いているかを確認する。しかしIはシャツとズボンが濡れている
事に気づき俺に問いかける。

「なんでズボン濡れてんの?」

その言葉にドキッとした。
汚したと言えば罰則の追加は確定だったからだ。だからと言って嘘を付けば重い罰則は免れない…。
俺は少しためらった後に正直に答えた。

「ぉ…おなにーしている時に…汚しました。」

I「あーあww」

「…」

恥ずかしさの余り俯いているとIは無慈悲に罰則点を言い渡す。

I「気持ちよくなるなんて罰則にならねぇからなww、200点なwww」

分かっていた事なのに、射精した事を後悔した。チャックを検査し終えると携帯を要求する。
俺は仕舞っていたポケットから携帯を取り出すが、この中に今日の痴態が収められていると思うと恥ずかしさの余り再びポケット
に携帯を仕舞い込んだ。それからIに恐る恐る尋ねる。

「あの……いつになったら…その..写真とか…消してくれるんでしょうか….。」

だが、Iはそれに答えずに俺の間近に寄るとズボンのチャックの中に再び手を伸ばして来る。俺は思わず腰を引くが、背後の手すりに
当たりそれ以上下がる事も出来ず侵入を許してそのまま股間をガッシリと掴まれる。
「…ッいゃ」

恐怖で思わず声が出るがIは気にする様子も無く声を低くして脅すように要求する。

「いいから早く渡せや゙、早くしねぇと握り潰すぞッ!」

その言い方に身の危険を感じ、急いでポケットから携帯を取り出してIに返す。

「素直にさっさと言う事聞きゃあいいんだよ」

そういうと掴んだ手を離し、股間を弾いてから携帯を受け取った。再び「…っあぁ」と思わず声が出てしまい、Iは鼻で笑う。
それからIは俺が今日撮った恥ずかしい画像と動画を確認し始めた。俺は動画から流れる音声に恥ずかしさの余りその場に留まる事が
出来ず、もう帰っていいかと尋ねる。
恐らくダメだと言われるだろうと思っていたが動画に集中していたせいかIの返事は意外だった。

「ん?んあぁ、いいよ」

俺はその呆気なさに少し驚いたがこれはチャンスだと急いで教科書の入ったナップサックをからい階段を降りた。
だが一番下まで降りたとき、上からIが大声で付け加える。

「今日どうせ英会話で又会うしなwww 次はちゃんと穿いて来いよ。」

俺はその大声に周りが誰も聞いていないか急いで確認する。運がよくその場は誰も居ないようだったが、Iは「ほら、忘れものww」
と言うと、そこから今朝まで穿いていた赤と黒のチェック柄のトランクスを投げ落す。俺はそれを慌てて掴むと逃げるようにして
家へ帰った。
「…ただいま」
返事は無い。両親は二人とも共働きで帰ってくるのは8時過ぎる事が多く、Yが帰ってくる3時には大抵誰も居ないのだ。
俺は自分の部屋に荷物を置いてから英会話用のバックを持ってリビングに戻ってリモコンでテレビを着けて腰を下ろす。
この時間帯はニュースやスポーツ番組が殆どだ。そんなのをボーっと見つめているとあっという間に時間は過ぎて4時30分になっていた。
英会話は5時30分からだ。俺は気の進まないその腰を上げて言われた通り着替え棚の下着が直してある奥からブリーフを取り出した。
今回も白色だが、腰回りのゴムは黒色でブランド名の様な英語が白い字で書かれていて生地は前回のものよりも薄く柔らかい感じだった。
俺は急いで履き替えると脱いだトランクスを自分の部屋に隠して家を出る。

それから約20分自転車を走らせると何時もの英会話教室についた。
着いたのが5時頃だったので30近くもあれば余裕だと思っていた…だが自転車を降りて押しながら駐輪場へと向かうと、
そこにはIが待ち構えていた。
俺は自転車を留めて鍵をかけるとそのまま急いで英会話教室へ向かおうとするがIは逃がさない様に服を引っ張り、そのまま駐輪場奥の
狭いスペースへ連れて行く。
どうやら此処は隣の家とマンションの間らしい。隣家の塀とマンションを挟んだその足元には排水溝になっているようで水の音が聞こえた。
隙間の奥は背の高い雑草が生えていてよく見えないが表通りに繋がっていて、反対側は屋根の付いた駐輪スペースが壁になってちょうど
狭い密閉スペースを作っていた。
俺はいやな予感しかしなかったので此処から離れたいと思ったが、その唯一の出口側にはIが居て出られ無かった。
Iは俺を隅にまで追い詰めると訊ねる。

「んじゃ、約束守ってきたかチェックすっから見せろ」

予測はしていたけども、改めてその言葉を聞いて俺は俯く。
此処でズボンの端を引っ張って前の様にその一部を見せても済まされないだろう…。
俺は心臓の鼓動を早めながら穿いているズボンの腰ゴムの端に両親指を差し込んでゆっくりとズボンを下げていく。
やはり人前で下着姿を晒すなど慣れるはずもなく、それが白ブリーフともなると恥ずかしさは更に増して顔をどうしても真っ赤に
染めてしまうのだった。そんな羞恥心なんかお構いなしに、Iはまじまじとその格好を見ては嘲笑うのだった。

I「マジでだっせwwwお前にはよく似合ってると思うけどなwwww」
そんな仕打ちに俺は「これで良いでしょ…。」とズボンを戻そうとするがIは表情を一変して言う。

「っは?何言ってんの。未だ検査してねぇーじゃんか……….ッチ….さっさと脱げよ」

俺はこれで終わるとばかり思っていたその『約束』の検査にIの言葉を聞いて耳を疑い思わず尋ねる。

「何で…。」

その言葉にIは「ッは?」と言い続ける

「汚れてないか検査すんのにそれじゃわかんねぇーじゃん…ッ早く」

ただですら見られたくない下着の姿を見られているのにその下着を脱いでコイツに見せるなど余りの屈辱に身体を強張らせた。
だが…

「守れないっていうなら良いんだぜ?どうせ毎日100点とαなだけだし」

その言葉に悔しながらも下着に手をかけるしか無かった。
俺はブリーフの黒いゴムに手を掛けると、一気に足元まで下げ片足ずつバランスを取りながらその股から見えるモノをチラつつ
足から抜き取ると股を片手で隠しながら、くしゃくしゃにしてIに渡す。
幾ら他から見えない場所とは言え、外で下半身を丸出しなど恥ずかし過ぎる…すぐさま前かがみになりながら上着の裾で隠すが、
それと同時にその行動がYの綺麗なお尻を晒す事になる。Yの場合、本能的に羞恥心を天秤にかけて前の方がより恥ずかしい、と必死に裾を
前に引っ張って隠したようだった。
Iはくしゃくしゃになったブリーフを開いてから生地を裏返しして股が当たる位置に汚れが無いかを確認しているようだった。
その悶えるような屈辱的な仕打ちに俺は懸命に耐え、下着を早く返してもらえる事を祈った。Iは汚れが無い事を確認すると舌打ちをして、
その後直ぐに口元に笑みを浮かべて訊ねる。

「そーいやぁ、出して罰則200点貯まってたよなwwww」

そういうとIは自分のバッグを地面に下ろして中をごそごそと漁り始める。
俺は早く下着を返してほしかったが機嫌を損ねるのが怖くIの動きを黙って目で追う。
それから「あったあった」という声と共にバッグの中から小さな箱を取り出してわざと俺の前の地面に置いた。
そしてIは笑みを浮かべながら命令する。
「開けろ」

そう言われたが、片手で箱を開ける事も出来ず…引っ張っている裾から手を離す事が出来ずにいた。
それを見てIは俺の尻を後ろから蹴る。

「ッ痛ぃ!!」

思わず尻を庇おうと手が裾から離れ、その瞬間に裾は元の位置に戻りその下からぷるんッと可愛らしいペニスが姿を表す。
俺は慌てて再び隠そうとするがIはそうはさせまいと「早く手で開けろ」と促す。一刻もこの恥ずかしい前も後ろも晒した状態から
解放されたい俺は、急いで地面にひざまずくと置かれた箱を開けた。
すると中には3色の一つずつ大きさの違う少し丸みを帯びたダ円形のものがあり、それぞれ白色の細い紐が対応した色の箱に繋がっていた。
何これ…。
俺がその見た事も無い物を不思議そうに見ているとIが口を開いた。

「200点の罰則。今日の英会話はこのローターをケツに入れてやれ」

ローターというその聞きなれない言葉も、その後の『ケツに入れてやれ』その言葉で恐らくこの丸い物がローターという事は理解出来た。
だが…そんな命令きけるはずもない。俺はIを見上げて言った。

「そんなっ!むり…無理ッ!…です..。」

だがIはそれを許さない。

I「んじゃ゙ー、 命令違反なッ」

「….そんなっ!!」

その理不尽な言葉に俺は肩を落とした。これ以上何か言っても無駄だってことは分かっていたからだ。
だけど、異物を自分の体の中に入れ込む…それも尻になど、どうしても受け入れがたい命令だった。
俺の返答を待つかのようにIはブリーフを人差し指でくるくると回し上に飛ばしてはキャッチを繰り返して遊ぶ。その光景は惨めと言う
他無いが、それでも俺の頭はIへどう返答すれば良いのかで精一杯だった。
しかし、それも1分もすればIもイライラと足を揺すり始める。
時間が解決してくれる話では無い…いや、それどころか時間がより状況を悪化させるのだ。
Iは突然歩いて小さな溝の蓋がしていない水が流れている所で立ち止まり屈んでこちらを見る。
俺が目を合わせるとニヤッと笑みを浮かべて指先でブリーフの端を掴み、ゆっくりとその排水溝の水の中へと落としていく。
俺「待ってッ!…待って下さいっ!!」

俺は慌てて止めてと言うがIはその手を止めない。そう、Iを止める唯一の方法は分かっていた。
「..やっ….」…だけど言えない。
そうしている間にも腕はどんどんと下がり、とうとうその一部が水に濡れそうになる。濡れた下着で授業を受けるなんて
絶対大変な事になる…!!
ほんの一瞬その白い布の端の一部が水に触れた時だった。

「やります…。」

もう選択肢は無かった。

I「ったく、さっさと言えばいいんだよ」

そう言いながらIは立ち上がり、こちらへ戻ってきて箱に入った3つのローターの中から一つ選ぶように言う。
俺は再び箱を覗く。
一つは自分の親指より少し大きいだろうか、半透明なピンク色の物だった。
二つ目は一つ目よりも一回り大きく、白色。
最後の一つは一つ目の3倍近くの大きさは有り、こんな物が入るわけが無いと目線を逸らした。
勿論選ぶのは一つ目で、Iは「だろうなwww」と言うとそのローターを手に取り俺の背後に移動する。俺は慌てて膝立ちのまま上着で
前を隠しながらIの方に向き直って言う。

「自分で…やります..。」

Iはその言葉を聞いて舌打ちをしたが、俺にローターを渡して俺の前に立ちニヤニヤと見下ろす。
膝が地面に擦れ痛かった。
俺はゆっくりと自らの尻にその楕円型のローターの先を滑り込ませる。肛門に当たったのが感覚で分かると体がゾクっとし、鳥肌が立つ。
その不快感に目を瞑り、ゆっくりと押し込もうとするが体はその異物を押し返して入らない。その後、何度か試してみたもののやはり
入らないのだった。。
Iはとうとう痺れを切らし、俺の背後へと動き出す。その音に気づいた俺は目を開けて、ローターをお尻から離すと手で隠した。
だが、

「貸せッ!!」

Iはそういうと俺の手からローターを奪い取り、背後から背中を足で押し倒す。
俺は思わず、またバランスを崩して手を地面に付いて前のめりになり、必然的にIにお尻を晒す形になった。勿論、下着もつけてはいないので、
その下には二つの可愛いボールがその衝撃でぶらぶらと小刻みに揺れているのも分かった。
体制を立て直すと急いでシャツを引っ張り、その丸出しの格好を隠そうとするが…
――ッパチィッンッ!!
「ッい゙あ゙ぁ…」

Iの平手が俺の尻目がけて飛んで来てそれを許さない。

I「動くなッ!」

Iに背中を押され再びお尻を突き出す格好になり、そのあまりの屈辱的な格好に声を漏らす。

「…ぃ..ぃやぁ….」

Iはお構いなく再び手元のバッグを漁り、中から花の様な香りのする透明のプラスチックス容器を取り出し、それをローターの上で傾ける。
すると容器の口からは透明なオイルの様な液体が出てきてローターを濡らしていった。液体は花のような甘い香りでその場一体を包み込む。
その液体がローターにしっかりと纏わり、紐の所まで滑り出すとIは俺の方に向き直り、液体の付いたローターを持った手をその二つの山の
谷間に宛がう。それから「…入んねぇな」そう言うとIは俺に更なる命令を下す。

「自分の手でケツを持って開け」

その言葉に躊躇する暇も無く、股間に大きな衝撃が走る。

「…ッがぁあああ!!」

Iが玉を中指で弾いたのだった。それは以前程では無かったがそれでもYに恐怖を与えるのは十分だった。

「早くしろッ!さっさとしねぇと又やんぞッ」

俺は恐怖と羞恥心で歯をがくがくと震わせ、地面に付いて跡が残った手を自分のお尻に持っていった。
支えるものが無くなった上半身は床に伏せる形になり、より一層Yのお尻を晒し突き出したその谷間からはピンク色で綺麗なアナルが
姿を現す。
その余りに屈辱的で、でもどうしようもないこの体制にYの口からは声が漏れ続ける。

……ぁぁあ….っぃ…ゃぁァ….ハァ..ぁぁ゙….

だがIは更に促す

I「もっとだ、もっと手で広げろッ」

そう言いながらIは顔をニヤつかせながら下の玉に触れる。
Yはビクッと体を震わせてその恐怖から逃れようと必死に手で尻を横に広げて突き上げたまま腰から上を更に落とす。
完全にアナルを露出し、普段外気に触れる事の無いそれは外のまだ少し冷たい空気に触れてヒクヒクと締まったり緩くなったりを
繰り返していた。
Iはようやくローターをその小さな穴へと押し込み始める。
「….いっ….ぐぅうう…」

強引押し込むのでYは痛みで声を上げる。
だがローターの先が入り込んだその瞬間からYの吐き出す声は羞恥心や痛みを我慢するだけのものではなく、甘い
吐息も混じり始めた。

….ぁ…っん…..ぃッあ……

自分では押し込めなかったローターもそのオイルの様なものを纏った状態であればゆっくりとであるが飲み込んでしまう。
そしてとうとう楕円型の異物を全部飲み込み、飲み込んだその穴からは異様な一本の線が出ていた。
Iが悪戯気にその線を軽く引っ張るとYの身体はビクッと反応して「…んぁッ..ぅ」と声を漏らし、それと同時に可愛いくぶら下がった
ペニスもプルンッと動いて見せるのだった。
Iは満足したかの様にYに下着を返し、それを穿かせて更にその上からズボンを穿かせると、ズボンの上から出たその線の先の箱を
ポケットに仕舞わせて上着で覆い英会話教室へと向かわせた。

余裕があった時間も残り5分を切り、急がなくちゃいけないのに歩く度にその尻にある違和感に思わず声が出る。
マンションに入るとIは同じエレベーターに入ろうとする俺を外に追い出して階段で上がるようにと指示する。
俺は仕方なく声を抑えながら階段を上るが、一段足を上げるだけでその異物は苦しそうに俺のお尻を刺激する。
マンションの階を重ねるごとにその刺激に耐えられなくなったペニスはゆっくりとその窮屈な下着の中で大きくなりはじめるのであった。

やっとの事で英会話教室へ辿りつぐが既に遅刻扱いになり、教室に入ったのと同時に怒られた。
Iはニヤニヤと笑いながら「又かよwwY遅刻し過ぎだよなww」と隣の男子小五生Rと会話している。彼は言葉遣いはしっかり
していて家の育ちも良い様だったが、Iと仲も良く生意気で、年下の癖によく突っかかり正直嫌いだった。その彼も「あー、確かにぃw」
と相槌を打つので俺は思わず睨み返した。

それからようやく英会話が開始され、長方形のダイニングテーブルを囲む様に生徒は座る。
Iは俺の隣に座り、角を挟んでRが俺の隣に座った。
最悪な席だ…。
何時もの様に簡単な単語の発音練習から始まり先生に続けて発音する。
そんな時、偶々間違えて噛んでしまいRがそれに気づいてクスっと笑う。俺は年下にバカにされてRをつい軽く叩くとRは自ら大げさに
床へ転げ落ち、うずくまって痛がる様子を見せた。勿論先生に叱られ、それを見てRはいい気味だとばかりに腕の陰から顔を覗かせて
笑っていた。俺は思わずRを睨み返すが、それを邪魔するかの如くIが言う。

I「Rに何してんだよッ!謝れや゙」

Iは単にRを気に入っていたのでそう言っているんだと思った。でも俺せいでRが床に転げ落ち、周りから見たら俺が悪いようにしか
見えない様子で再びRは再び顔を伏せる。
SやMも驚いて此方を見ている…。本意では無かったが俺はRに向かって謝る。

「…押し倒して……ごめん。」

Rは顔を少し歪めて痛がるふりをしながら

「痛ったー、酷いなぁ」

と、わざとらしく言うのだった。頭に来くる…が、これ以上手を又出せば相手の思うツボだと思い席につこうとした。
その瞬間、体に電流の様なものが走り身体の力が一気に抜ける。

「ッんあぁっ….。」

情けない声と共に床に腰を落とす。だがその感覚は又すぐさまやってきて身体を襲い始める。それと同時にその感覚が
尻から来ていることに気づき、あのローターというものが原因だと直ぐに分かった。
尻の中に埋め込まれたローターは小刻みに震え、俺の中を刺激する。その刺激は階段を上っていた時のものの何倍にもしたもので、
その感覚の波が来る度に身体の力が抜けそうになり、あっという間にチンコはビンビンに勃起していった。
直ぐにIを見上げると、片手に小さなリモコンの様な物を持っていてニヤニヤしながらこちらを見ている。俺は必至で止めるように目で
訴えるが、止めてはくれずに俺に向かって言うのだった。

「Rにちゃんと許して貰えるよう謝れや゙」

それは、Rに許して貰えるまで止める気が無い事を意味していた。
俺は床に伏せているRの傍まで四つん這いでゆっくりと近づいていく。お尻の中のものが擦れて余計に刺激を強める。
その瞬間から射精する前にも似た感覚がじわじわと襲ってきて絶対に不味いと思い俺は涙目でRに向かって必死に謝った。

「..っん…R………..っぁ…ホンットに…ごめんん。…….ごめんッなさいっ」

その様子を腕の隙間から見ると口元に笑みを浮かべながら

「なんかよく分かんないけど、しっかり反省してるみたいだし、良いですよw」

などと又わざとらしく上から目線で言ったが、それと同時にお尻の振動は止まり腹立たしくはあったが、それよりも感覚の波は止まって
ホッと溜息をついた。問題も解決したと先生達も再び席に着き続きを始めた。

だがその後から隣のIが耳元で「Rを押し倒したお仕置きww」と言っては、10分置きのペースで悪戯気にローターのスイッチを入れたり
切ったりして遊び始めた。その度に俺は身体を震わせて声が漏れない様に口を押えて振動が止むまで耐えるしかなく、勃起したチンコは
その断続的な快感に収まる暇すら与えられなかった。

それからやっとの思いで英会話を乗り切り、その日の1時間と30分が終わった。
だが、部屋で先生に挨拶して玄関を出ようとした時から再びローターが震え出し刺激が身体を襲う。俺は壁を伝いながら必死に玄関から
抜け出して小声でIに頼む。

「..もう…止めてッ..くだッさい..っん….限界ッなん…です..」

するとIは珍しく素直に聞き入れてローターを止める。だが次に無言で俺の服を引っ張って階段の踊り場まで連れて行く。
この階段はマンションの内側に作られていてそこから他の場所が見える吹き抜けの様になっている。

エレベーター | ∥教室玄関
|_|_|________| |
|____________ |
吹き抜け | |
___________| |
| 上階段 ← |
|踊場 -ー---
|_______________
       | ∥隣人玄関

上への階段の踊り場まで連れて行かれた俺は何をされるかと不安で固まっていたがそんな俺をIは無視して玄関の扉側に視線をやる。
玄関からRやM、そしてSが出てきてエレベーターに向かって歩いていく。そして直ぐにこちらの存在に気づき声を掛けてくる。
諦めた。察してくれ

S「そこで何してるの?」

Iは踊り場の吹き抜けに身を少し乗り出して答える。

「あぁー、俺等上の階に用事あっから!」

この場を見られるのは不味いと思い、俺も身を乗り出して答えようとした瞬間だった。

――シューーッ

急に太ももに冷たく硬いコンクリートの感触が当たる。
思わず振り返るとIが俺のズボンを抜き取っていたのだ。俺は慌てて身体を戻しズボンを取り返そうとするがIが小声で言う。

「命令だ、そのままこの壁に乗ってアイツらと喋ってろ」

俺は焦ってズボンを穿き直そうとするが向こうからSが問いかける。

S「Y君、どうかしたの~?」

俺は慌てて振り返って壁に胸を乗っけて吹き抜けに身を乗り出す形になり「あー、大丈夫!何でもないよー」と誤魔化す。
だが、そうしている間にもIはズボンを完全に下ろし俺の足首から抜き取ると床に置き、続けてブリーフの黒いゴムにも
手を掛け始める。
「やめっ…」と小声で言おうとするが聞く耳持たずにS達の前で肩長け程の一枚の壁の裏でスルスルと下着を抜き取られ
下半身を露わにされる。それと同時に授業中の断続的な刺激によってビンビンと完全に大きくなったペニスが下着に引っかかり
抜き取る反動で大きく跳ねてお腹目がけてパチンッと当たり再び上を向く。
だが、それだけでは済まずにIは足から抜き取ったブリーフを見て笑いだす。

「…っふwwwうわぁww汚してるよコイツwwベットベトww」

その言葉に思わず耳を疑う。射精はしてないはずなのに…。
しかし上を向いたそのペニスの先からは透明の粘々した液体テカっていた。それを見たIは耳元で呟く。

「ケツに物入れて感じてたんだろww変態がww」

俺は顔を真っ赤にして目線のやり場に困り、涙が目に貯まりだす。だがそこへエレベーターのボタンを押して上がってくるのを
待っているRが声を掛けてくる。
R「Mが皆でアイス食べに行かないかって聞いてるんですけど、どうしまーす?」

Iは俺の横に立ち、片手で股間を弾いて顎で答えるように促す。

「っはん…。  ……ッ俺は……ッんはあぁ!?」

答えようとしたその瞬間、Iがリモコンでスイッチを入れる。
――ヴゥゥゥゥゥゥゥゥ゙
俺は力が抜け、思わず身体を落としそうになるがIに尻を押され、それを阻まれると同時に刺激が増す。

R「っえ?…. 何て言ったのーッ」

だが、答えようにもローターのその刺激で思うように口が動かない。
身体をビクっと震わせてはその勃起したペニスが揺れて.その先から溢れてくる透明な液体が糸を引いて床に落ちる。
「止めてっ….止めてッ!!」とIに言うがIはR達の方を見て、聞こえないふりをする。そうしている内に再び射精する前の
感覚がやってきて、身体中から細かな汗が浮かび始める。俺はスイッチを切って貰う為に急いでRに返事をする。

「っはぁ…はぁ…….っんん……今日はっ!….いけッないぃ――….。」

その声の様子にRは疑問を抱きつつも、隣にいるIが被せるように「俺は行くから先に下で待っといてッ!!」と言ったので
にこやかに「分かったー!!」と言って上がってきたエレベーターに乗り込む。
3人が乗り込んでエレベーターが閉まりやっと解放されると思った時だった。Iはこちらに振り返り、尻を押す力を強めて言う

「S達に手ぇ振れ」

そう言いながら俺の横でローターのリモコンを取り出した。それを見た俺は一生懸命に手を振った。
するとIはリモコンの振動操作のボタンへ手を掛ける。それを横目に見た俺は早く振動を止めて貰いたく荒い息を
吐きながらこれでもかとエレベーター越しのS達に姿が消えるまで手を振り続ける。
S達から見れば、IとYが仲良くこちらに手を振っている様にしか見えないだろうが、その壁の下では小さなモーターの音と
ズボンどころか下着まで剥ぎ取られ、下半身を露出した状態でペニスを勃起させ足元を汚し、お尻の刺激によって
その行動を強制されているなど知る由も無かった。
エレベーターの扉が閉まりS達が1階へのボタンを押したのだろう。こちらを見つめつつ姿が消えようとしたその瞬間だった。
Iはリモコンのスイッチを切る。俺は荒い息を吐きながらその場に項垂れたがIは
「誰がやめろなんて言った」

と言いながら振動レベルを最高へと一気に捻り再びスイッチを入れる。
…ガクンっと身体の力が抜けると共に快感が体中を駆け巡り勃起したペニスはビクンビクンと脈を打ち始める。
俺は慌てて手を振ろうと手を上げるが、その刺激に耐えられず壁にしがみ付くので精いっぱいになる。
エレベーターは下っていき、最後にS達がYを見たときのは口を大きく開けた姿だった。

「んっあぁぁああ…だめぇええええッ!!」

その制を図る声も虚しく、絶頂を迎えたペニスは前の壁を汚していく。
数時間前に射精したばかりで量は少ないようだったが、それでもローターによる長い刺激によって生成された精液は
しっかりと射精してしまう。
Iはそれを見届けると満足気に

「動画よりエロいなww」

などと言ってようやくローターのスイッチを切る。俺は力の入らない足を付いてふら付かせながら息を整えようとするがIは
ローターの線を続けざまに引っ張り始める。絶頂したばかりで最高の感度状態で刺激を与えられ、とうとう身体は
力が抜けて床にへばり付く。だがIは休む時間すら与えずに言うのだった。

「R達とアイス喰いに行くからさっさとそれ返せよ。」

だが思うように身体が動かず、声も荒れた息によって出ない。Iは従わない俺を見てローターのスイッチを再び
入れる。その刺激は今の状態で受けるにはあまりにも強すぎる刺激で俺は必至でその刺激から逃れようと身体をうねらせる

「….ぃッ…ゃぁあああああ  ….止めてっ!!..んんっ……ひぁッ….ダメっ!!本当..に」

その刺激はどう身体を動かしても逃れる事は出来ないのだ。
俺は気が狂いそうで痺れるような刺激の中、唯一刺激から解放される為にお尻から出た一本の線を手で掴み引っ張ろうとする。
だが、その刺激に身体が反応しては尻に力が入り思うように出てこない。どうしようも無くなった俺は、とうとう涙を
流しながらIに縋り付くのだった。
Iに「自分で取る事も出来ねぇのかよッ」などと言われたが、これ以外に方法は無い。
そのまま来る前と同じようにお尻を突き出すような格好をとらされ、自分の手でお尻を広げるように命じられる。
俺は羞恥心よりもその刺激から逃れるのに必至で即座に従いIに痴態を晒した。
だがIはそのまま線を引っ張り始めてローターが穴の傍まで来ると再び手を緩め刺激で自然に飲み込ませ笑いながら
それを繰り返す。その刺激に耐えられず声を上げる。

「早くッ!!早く出してぇぇぇ」

Iは「仕方ねぇーな」と言うと先程より手に力を入れて引っ張り始める。
穴からローターが顔を覗かせたときだった。身体に今までに無いくらいの刺激が走り、その急激な刺激に思わず

「っま…いっかい,,,待って!」

と言うがIは聞き入れずにそのまま一気に引っ張り出した。

「…っんん…..いっぁぁぁああああああああ゙あ゙あ゙」

楕円形のローターがポロリとお尻から出て来た瞬間、身体に大きな衝撃が走り、再び勃起したチンコは脈を打ち始め
そのまま2度目の絶頂を迎えた。だが今回は先ほどから間もない時間であった為か射精する事はなく皮の合間から覗かせる
ピンクのチンコの先がパクパクと開いたり閉じたりを繰り返しているだけだった。
お尻から抜かれたローターをその場でヴゥゥゥゥゥゥ゙と音を鳴らしていたがIはポケットからリモコンを取り出して切るとその音も
停止して静かになる。

「きったねぇ…」

そう言いながら先ほど取り出したローターを見ると少し茶色く汚れていた。
Iはそれを俺の方に投げてから

「洗って次会う時に返せ….あと勝手に勃起と射精したから260点なww覚悟しとけ」

と言うとIは階段を下りてR達の元へと向かい去った。

Iの階段を降りる音が聞こえなくなると、俺はこのままでは誰が来るかも分からないと思い、荒い息を治めながら
床に散らばった前がべた付いたブリーフとズボンを穿いて汚れたロータをポケットに突っ込み急いでその場を後にした。