修学旅行

僕が自分の性癖に気付いたのは、あの修学旅行の夜でした。

自慢じゃ無いけれど、色白で女の子から人気も会った僕です

が、あの夜までは、自分が本当に男の人からも愛してもらえ

るなんて、思ってもいなかったんです。告白すると、自慰を

覚えてからは、僕はよく輪姦される自分を想像しながら手コ

キしていました。勿論女の人とのセックスを考えながらオナ

ニーに耽る事もありましたが、大半は自分が綺麗な女の子に

なって、どこかに閉じ込められて犯されてしまう事を想像し

ながらの自慰だったんです。それでも、具体的にどうやって

犯されるかは、あの頃は想像出来ませんでしたから、ひたす

ら乱暴に扱われる事を思いながらのオナニーでした。

修学旅行は京都でした、3日目の自由研究の時に僕は捕まっ

てしまったんです。あるお寺の境内の裏へ探索に出かけた僕

は、そこでとんでも無いものを目撃しました。学生服の集団

が、仲間の一人をリンチしていたのです。何か不始末をしで

かした男が、他の男達から裸に向かれて殴られているのです

。それは、これまで僕が夢に見ていた光景そのものでした。

「ほら、ちゃんとくわえろ、このボケ!」

相手の罵声に応えて、裸の男がノロノロと身を起こして、怒

鳴った奴の股間に顔を埋めます。

(うわぁ・・・ フェラチオだ! )

裸に剥かれた男は、黙々と頭を振りながら相手のチ◯ポをし

ゃぶり続けます。すると、他の仲間が彼を取り囲み、各々に

チャックを降ろしてチ◯ポをむき出しにしました。どれもド

ス黒く凶悪に見えます。裸の男は言われた訳でもないのに、

左右のチ◯ポに手を伸ばしで擦り始めました、彼は次々と他

のチ◯ポにも口を付けてしゃぶっています。僕はそれを大き

な杉の木の影から固唾を飲んで見守ります。やがてリンチし

ている男の一人が無理矢理に裸の彼を立たせました。

「ほら、もうひと回り犯ってやるぞ、立って、そこの木に抱

 きつきな、ぐずぐずするなよ」

「もう、堪忍して下さい、俺、限界っす、もうケツが壊れち

 まうっす」

「うるせえ馬鹿野郎、てめえ、キンタマ蹴り潰すぞ! 」

脅かされた男はしかたなく、言われた通りに目の前の木にし

がみついて尻を突き出します。すると、怒鳴った男がすぐに

取りつきました。

「あぐぅぅぅぅぅぅ・・・ 」

「どうだ、辰也、良いだろう? 修学旅行にまで来てケツマ

 ン掘られて、嬉しいだろう? 」

「勘弁して下さい、ホントにケツがどうにか成っちまいそう

 なんです、もうケツマンは許して下さい」

裸の男が哀れっぽい声で謝りますが、周囲のムードは険悪で

とても彼の願いが聞き届けられるとは思えません。

「うるせえ、この淫売野郎、てめえのケツなんざぁ、知った

 事か。ぶっ壊れるまで犯ってやるぜ! 」

「あぎぃぃぃぃぃ・・ たすけてぇ・・ 」

大きな木にしがみついたままで、裸の男が犯されながら喚き

ます、その光景を目にした僕は、心の中では強姦されている

彼に同情しながらも、目の眩む様な興奮を味わっていたので

す。これは、毎晩のようにオナニーのおかずにしている光景

でしたから、思わずズボンの上から勃起したチ◯ポを摩って

しまいました。

「おらおら! 行くぞ、そりゃあ!」

「がぁぁ・・ はぎゃぁぁ・・ 」

10分以上も突き捲ってから、男は射精して彼から離れまし

た、逆流したザーメンが彼のポッカリと口を開けた尻の穴か

らポタポタ垂れるのを見て、僕は思わず自分のスボンのチャ

ックを引き下げて、半分皮の被ったチ◯ポを引っぱり出すと

野外にも関わらずオナニーに耽ってしまったのです。それほ

ど、たったいま目にした強姦の光景は刺激的だったのです。

しかし、裸の彼はまだ許されません。腰が砕けて大木の前で

しゃがみ込んでいた彼は、他の不良にケリを入れられると、

呻きながら立ち上がり、再び木にしがみついて尻を差し出し

たのです。真っ赤に腫れた肛門に、再び別の不良のチ◯ポが

乱暴に押し入れられるのを見て、僕は周囲の事も気にしない

で、一心不乱にオナニーに、のめり込んでしまいました。

 
僕は目の前で繰り広げられる光景に魅入られてしまい、辺りを

警戒する余裕もなく、木陰に自慰に耽ってしまいました。する

と、いきなり・・・

「お前、なにしているのだよ、おのオナニー野郎。見かけない

 顔だな、何所の生徒だ? 」

いきなり後ろから怒鳴られて、僕は驚いて振り返りました。そ

このは、この先でリンチを繰り広げている連中と同じ学生服を

着込んだ一団が、にやにやしながら立っていたのです。

「あ、あの・・・ ぼく・・ 」

言い訳の出来ない状況に立たされて僕は固まりました。

「こいつ、俺等のリンチを盗み見ながら、こんなところで隠れ

 てマスかいているなんて、とんでもない野郎だぜ。ほら、こ

 いよ、この覗き野郎め」 

僕は言い訳する間も与えられずに、彼等に引き摺られる様にリ

ンチの現場に連れて行かれてしまいました。

 

「なんだ、お前、N高の生徒じゃんか、秋庭智彦くんよぉ」

僕の学生手帳を取り上げた不良の一人が、面白そうな口調で話

しかけて来ます。

「おれたちはR工業高校だよ、同じ神奈川なんだから噂くらい

 は聞いた事があるだろう? 」

R工業高校と聞いて、僕は竦み上がってしまいます。県下でも

有数な進学高である僕らN高生にとって、R工業高校は地獄の

学校と恐れられていました。

校内暴力や暴走族、それにシンナーやトルエンが蔓延している

不良の巣窟として、周囲の高校から忌み嫌われていたR工業高

校は、N高からは少し離れた場所にありますから、日常的に何

か被害があったわけではありません。

しかし、塾の帰りにたまたま繁華街を通りかかった生徒が彼か

らかカツアゲされた噂も聞いた事があります。

選りによって修学旅行先で地元に近い悪の高校の生徒に恥ずか

しい所を見られてしまった僕は、絶望感に打拉がれてしまいま

した。

「へぇ・・・ あのお勉強が出来るお坊っちゃん学校の生徒さ

 んでも、おれらの輪姦を見て、マスをかくんだなぁ」

「ははは、驚いたよ、このチビったら、そこの木の影でチンチ

 ◯を擦っていやがったぜ、俺達が後ろから見ている事も知り

 もしないでオナニー三昧だぜ」

「馬鹿じゃねえか、こんなところで覗きとはよぉ・・・ 」

柄の悪い連中に代る代る罵倒されましたから、僕は項垂れてし

まいます。

「まあ、ちょうどいいや、辰也だけじゃ、皆を満足させるのが

 難しくて困っていたんだ。こいつも奴隷にしちまおうぜ」

一際大柄な男の言葉に、僕は目眩を感じてしまいました。日頃

オナニーのネタに使う奴隷男に、本当にされてしまいそうに成

ったのです。恥ずかしい話ですが、僕はこの時、確かに勃起し

てしまいました。

「ここで怪我させると後が不味いから、この新しい奴隷野郎は

 とりあえず、今日はフェラチオ屋だな、コイツにしゃぶらせ

 てから、辰也のケツマンにフィニッシュと行こうぜ」

何時も空想な中で犯されていた僕は、明らかにこの時に現実感

を失っていました。

「ほら、くわえろよ、智彦くんよぉ、ちゃんとしゃぶらないと

 怪我をしょうがお構い無しに、お前のケツマンにぶち込むぞ

 そう成ったら嫌だろうが、ほれ、しゃぶれ」

この場を仕切る大柄な男が体格に見合った雄物を僕の目の前に

突き出して来ました。あの時の僕は本当にどうかしていたので

す、そう、言われるままに僕は口を開けて、彼のチ◯ポにしゃ

ぶりついてしまいました。

寝る前のベッドで空想している時の様に、僕は不様に跪きチ◯

ポをしゃぶります。

(ああ・・・ ぼく、どうしちゃったんだろう? )

成績優秀で生徒会の副会長も務め、先生からも一目置かれて

いた僕が、修学旅行先でこんなに恥ずかしい奉仕を行う事に

なるなんて、つい30分前までは考えてもいませんでした。

しかも、あいては自分よりも明らかに偏差値が低い不良生徒

なのです。

それなのに僕は言われるままに、大男の前に膝を付いて彼の

チ◯ポにしゃぶりついてしまいました。

「お前、上手いじゃないか、さては初めてじゃないな? 」

「えっ、いいえ、初めてです、本当です」

男の言葉に驚いて、僕はフェラチオを中断すると彼を見上げ

て抗弁しました。

「馬鹿野郎、誰が止めて良いって言った。勝手に喋るな! 」

荒々しい怒号と共に頭を小突かれたものですから、慌てて僕

はフェラチオに戻ります。周りでは見ず知らずの不良連中が

僕の恥ずかしい奉仕を見つめていましたから、なおさら昂っ

てしまったのです。