高校生のイトコと親戚の家で カズヤ

蒸し暑い六月のある日、祖父の7回忌のため、家族の車で父の田舎に向かった。

七年ぶりに親戚が集まるということで、イトコのサクラお姉ちゃん、弟のワタル
に会うのがすごく楽しみだ。
車を六時間走らせて、懐かしの風景が顔をのぞかせる。疲れ気味で到着してチャ
イムを鳴らすと…

扉を開けて、ガタイの良い、学ラン姿の男の子が出て来た。

俺『ワタル…?』

「カズ兄ちゃん?」

俺は自分の目を疑った。記憶の中のワタルは、まだ小3で、
中1の僕からしたら小さくて可愛い弟といったイメージしかなかったからだ。

高1になったワタルは19才の僕よりも背が高く、何よりも学ランがめちゃめち
ゃ似合って、俺の鼓動を熱くさせた。
家の中に入り、久しぶりに親戚の人達と話しを交わすが、僕の頭の中は二階で
子供の面倒を見てるワタルのことばかり。
どうしても二階に行きたい気持ちが高まり

親に『ワタルばかり面倒見させたら大変やから僕も手伝ってくるよ』
など言い、二階へ足を運ぶ…。

カチャ
賑やかな声が聞こえるドアの向こうには、子供とツイスターゲームをしてるワタ
ルがいた。

ルーレット係りをしていたワタル。右手を赤の…4!!等と言う声ですら、ドキド
キしてしまった。

ワタル『お!!カズ兄きてくれた、みんな兄ちゃんらと交代して~』
はーい!!
という子供の声。

え…もしかして今から俺とワタルがツイスターするの…。

ワタルと絡んでる姿を想像するだけでも俺の股間は熱くなった。

『さっきから俺もやってみたかったんやけど、子供相手じゃな(笑)』と、ワタルが無邪気にはにかむ。

みぎてぉ~緑の4!!子供の無邪気な声の中、俺の頭と下半身はそれどころじゃな
い…。
ダボパン履いてたのが幸いしてか、ワタルには気付かれてないみたいだが、ズボ
ンの中の俺のモノはビンビンに立っている。

ひだりあし~あかの6!!
手足がもう限界、そして、ワタルとは吐息がかかるほど接近している。

どちらかが少しでも動けば唇が触れ合いそうだ。…その時、ワタルが俺に倒れかかって来
た。
ワタルが倒れかかった時、俺の左足にワタルのモノが当たった。え?ワタルの…
硬い…??
俺は一瞬びっくりしたが、何食わぬ顔して子供と接してるワタルを見て、まさか
…そんなことないよなぁ。と、なんとか自尊心を保った。

そして夜になり、親や親戚のおじさん達が一階で寝静まった頃、二階で子供と一緒の部
屋にされた俺は、一人、漫画を読んでいた。

廊下をはさんでサクラ姉ちゃんと同室のワタルはもう寝てるのか、ずっと気になって仕方なかった。

先ほどのツイスタープレイを思い返すだけでも身体が熱くなるようなムズムズしてくるような感覚になる。
・・ワタルのことばかり考えておかしくなりそうだ。

俺は子供を起こさないように、そっと部屋を出て、静かに廊下を渡り、ワタルが
寝てるだろう部屋へ足をしのばせた。

部屋のドアをそっと開けると、ベッドで寝ているサクラ姉ちゃん、そして、床に
寝そべりスタンドの電気で漫画を読むワタルがこっちを向いた。

『シー…姉ちゃん、苦手なお酒飲まされて爆睡中(笑)』と笑うワタルに、
俺はブレーキがきかなくなりそうだ。

見ると、同じ漫画を見てたことに気づく。

『なんだ、部屋にないと思ってたら、8巻ワタルが読んでたのか』
『ん?カズ兄みたいの??』

本当は漫画なんてそんなに興味ない。だが、俺はワタルに会いたくて部屋にきた
ことを悟られないために、小声で漫画の話しばかりした。

頭の中は、学ランを脱いでラフな格好しているワタルの身体のことばかり。
ワタル…本当にたくましくなったよなぁ。といいつつ、Tシャツの上からでもわ
かる、ひき締まったお腹につい目をやってしまった。
本当はその下にあるモノにも興味津津だったが。

俺「ワタル、俺より背高くなっててびっくりしたよ~。」

ワタル「俺、部活でバスケしてるんだ。カズ兄ちゃんだって十分、背高いよ?」

俺「はは、背はともかく俺は大して鍛えてないからさ…。」

と言いながら、気づけば、ついワタルの腕をつかんでいた。

ワタルがはにかむのが、暗がりでもわかる。
ワタルの腕をつかみながら、もう俺の身体も股間も限界だった。
こんなに自分のモノが濡れてるなんて。しかも相手はイトコで年下の高校生。
いや、そんなこともうどうでもいいかもしれない、、、

我慢が限界に達しようとしてた矢先・・

ベッドで寝ていたサクラ姉ちゃんが寝返りをうつ。
「ん~…。」

やばい!!
サクラ姉ちゃんが起きたかどうかわからず、俺の心拍数は破裂寸前。

ふと、気がつけば俺はワタルと身体を絡み合わせていた。
べったりと密着しているので、俺のビンビンに立ったモノは、ワタルのお腹にあたっている。
これ以上隠せないと思い、俺は・・

自分の抑えられない身体と気持ちを伝えようと、必死になりながら声を身体の奥
からしぼりだした。
「ワタ…」
「あのさ…」
同時に潜めた声で話しかけた。
「はは…」と微笑むワタルの顔を見て、一瞬、緊張がほぐれた。

電気スタンドの明かりの下、ワタルの顔を見ると、照れたような思い詰めたよう
な表情。
え、、もしかしてワタルも俺と同じ気持ち…?
隣りで寝てるサクラ姉ちゃんが気になりつつも、ワタルが
発した言葉が気になってしかたない。

「ワタル、何言いかけたの?先言って」

ワタルと身体を絡み合わせているので、立ちっぱなしのモノをワタルの身体に押
しつけたままだったが、不思議とそんなことは気にならなかった。
むしろ、ワタルに気付いてほしい、触れてほしいとまで俺は思ってしまっていた。

しかし、残念なことに俺を落胆させるのはそう遅くなかった。

「あのさぁ…カズ兄、俺の恋話聞いてくれる?」
ずしん。と、胸の奥で何かが沈んだ気持ちになった。

「え…?あ、そっかワタル彼女いるんかぁ?そりゃあカッコいいもんな!!」

動揺してしまい、サクラ姉ちゃんが飛び起きてしまいそうな程の声を出してしま
った。

「シー…姉ちゃん起きちゃうよ!?」

「あ、ごめんごめん…で、どんな子?ワタル、告白されたんか?」
さっきよりも身体の間合いを保ちながら話を続ける。

ひどく冷静な自分がいたが、正直、泣きそうな気持ちになっていた。

「バスケのマネージャー、めちゃ可愛いって周りはみんな言うんだ。」

「へぇ、、よかったやんワタル!!それでその子とは…」

と、その時、会話を遮って、ワタルが俺の手を握った。
萎えていた心と身体が嘘のように、またほてりだす。
手を握ったまま、かすれるような声で、ワタルが耳元で囁いた。

「カズ兄…俺、、今すっげぇ緊張してる…。はぁ、、俺、わかんないよ…」
ワタルが手を強く握る。

俺はたまらなくなりビクンと身体が動いた。
モノは限界を超え、そそり立つ。

理性が飛びそうになるのを押さえ付け、冷静になって話を返してみた。

「…ワタル?マネージャーの女の子は好きじゃないんか?」
情けないことに、どうしてもその子のことが気になってしまい、聞いてしまった。

ワタルが何と答えるか、ドギマギしてしまい、心臓が早鐘のように鳴った。

夜風が入るとはいえ、蒸し暑い六月の夜。
ワタルを握る俺の手は汗ばみ、そして興奮したモノからは、したたりそうなほどしずくがこぼれ、びしょびょになっている。

ワタルがゆっくりと口を開いた
「俺…その子といてもドキドキしないんだ…告白はされたけど、、何か違うんだ。」
手を握る力がますます強くなる。

目をふせぎみにパチパチさせながらワタルがゆっくりとつぶやいた。

「俺…カズ兄が好きだ」

一瞬、自分の耳を疑った。

「ごめん…気持ち悪いこと言って…」
ワタルが下を向く。
その瞬間、俺の理性は飛んだ。

何か言葉を発する前にワタルを力強く抱き締めた。
「え…?」
~・・ワタルと過ごす以外に今夜何ができる。
頭の中でそう思うと同時に、、
俺は力強く唇を重ねた。

「…んっ、、はぁ…」
ワタルがか細く声を漏らす。

その声を聞いてますます興奮し、
何か熱いものが身体の中からこみあげてくる感覚に陥った。
「んっ…か、カズにぃ…??」
漏れるワタルの声を間近で感じながら、イトコとキスをしているという、得も言われぬ罪悪感も含め、俺はたまらない気持ちになった。
頭が沸騰するかと思うほどだった。

しかし、本能には抗えなく…。
俺はまさぐるようにワタルの背中に手をまわしながら、唇を重ね合わせ、、
舌をゆっくりと動かした。

ピチャピチャ…といやらしい音が、静かな夜になまめかしく響く。

…歯止めが効かない…

隣りで人が寝てるというハラハラ感の中、俺の身体はますます熱をおびた。
自分のモノがこんなに熱く、硬いなんて…
自分でも恥ずかしいほどだ。

「ん、、カズにぃ…」
キスの合間をぬってワタルがか細く声を発した。

「…姉ちゃん起きてなぃよね??」

「多分…大丈夫とは思うけど、、」

正直、隣りで寝てるサクラ姉ちゃんが気になってはいたが、ワタルと離れて部屋
に戻るなんて俺には考えられなかった。

「ん…ワタルは姉ちゃん起きちゃうか気になる…?部屋戻ろうか?」
つい心にもないことを聞いてしまった。ワタルに嫌われたくなかったからだ…

ワタルが小さく首を横に降る。

「ううん、、姉ちゃんなんて…知らない」
そう言うと、今度はワタルから唇を重ねてきた。

ワタルの本当の気持ちに触れたことが嬉しかったからか、
積極的なワタルに触発され、俺はワタルの腰に手をまわす…

腰からお腹に手をもっていくと
俺は、Tシャツ越しでもはっきりとわかるたくましく割れている腹筋を指先でなぞり…
そこからゆっくりとワタルの股間に手をもっていった。

…ダポパン越しに軽く触れる。
「んっ…!!」
ピクンとワタルの身体が跳ねて、ますます自分のモノも元気になった。

ワタルに目をやると、硬く目をつむり、緊張してるのがわかる。
「うっ…カズ兄、、恥ずかしいよ、、」
漏れるワタルの声を聞きながらも俺は手を止めなかった。

手はゆっくりとズボンの中をすり抜け、下着の上から指先で亀頭をいじくった。
「んっ、、あっ…ふぅ…」

ワタルの吐息が耳にかかる、甘ったるく、そしてくすぐったくなり、自分自身、
このままどうにかなりそうだった。

顔を近付けたままワタルをよくみると、ワタルの切れ長の目と目があった。

俺の手が、ゆっくりと下着をずらすと、
…生暖かいワタルのモノが顔をだした。

俺は優しく握って手をゆっくりと上下に動かした。
水音に似た、いやらしい音が小さく聞こえる。
「ぅ…あっ、だめ…恥ずかしいよ…」

感じてる顔がたまらなく…可愛い。

「ワタル、ものすげぇエロぃ顔してる…」
「だって…俺こんなことするの初めてな…、、ずるいよ…カズ兄のも触りたい…

むっとした表情が印象的で、ワタルの顔をじっとみた。

若干タレ目気味なのがますます俺のツボだ。
そして、すっとした鼻筋と厚みのある唇で、我がイトコながら、羨ましいほどの
ワイルドな美少年だと思った。

俺はたまらなく可愛くなり、息が荒くなるのが自分でもわかった。

そして、ワタルのモノから手を離すと、ワタルの手を俺の股間にもっていった…
ワタルの大きく骨ばんだ手が、ダポパン越しでもはっきりとわかる、ビンビンに立った
モノを覆った。

「つ!!…うっ、、おぉ…」

ピクンとお腹がつりそうな感覚に陥る。
完全に勃起した形に沿って、ワタルの手が動き出す。

途端に感じてしまい、猛々しく喘いでしまった。
「ぁぅ…はぁ」

その声を聞き、ワタルは好奇心に導かれたのか、ワタルの手が、衣服を通り越し
…どんどん中に入ってくる。

濡れている亀頭の先を指の腹を使って、丁寧になぞられた。
くちゅ、、くちゅ…と、いやらしい音が聞こえ、触りながらのワタルが目をくばせてきた。

「はぁ、、カズ兄の…、、おっきぃ…」
部屋の中はうっすらと日が差し込んでき、そんな中であらわになっている自分の
モノが物凄くいやらしく思えた。

「そんなん…はぁ…ワタル、、気持ちいぃ…」

ワタルに幾度となくキスをすると、それに応じるかのように、ワタルの手が激しさを増し、背中がゾクっとする快感になった。

…暗黙の了解でツボがわかってるかのようだ。
ワタルは素敵なことをやめなかった…

「ぉぅ…やべぇよ…」
うかつな俺の喘ぎ声がワタルの口元で幾度となく囁かれた。
ワタルとなら不祥事さえも愛したいと思えた。
どうせ明日になりゃ離れ離れなら、このまま抱き合っていたかった…

その気持ちとは関係なく、部屋にはゆっくりと、、
だがどんどんと光が差し込んできた。

そして…

…ガラッ!!

突如、静寂を破る音が響いた。

一階で扉の開く音!!
俺は慌ててズボンをあげた、、

「やっべ…誰が起きたんだよ~」

俺は少しイラついた気持ちで言葉を発した。

「ばあちゃんかな?朝起きるの早いから…あ、おじさんがトイレ行っただけかも
…?」

さすがにこれ以上はやばい。
時間が経つのが早すぎて、気がつけば朝方になってしまっていた。

サクラ姉ちゃんがいつ起きるかもわからないし、部屋は明るさを取り戻している…

「・・ワタル、俺、、部屋…戻るわ」
正直まだまだワタルといたかったが、こう言うしか他になかった。。

「うん、、カズ兄ちょっとは寝たほうがいいよ?朝からお墓参りだしさ…」

…優しい言葉。
俺はますますワタルを好きになっていた。

でも所詮イトコだ、しかも明日の晩にはここを発つ。
そう考えたら猛烈な虚無感に襲われた。

「じゃあ、また明日な…おやすみ。
もう今日だけどな(笑)」
つい、虚しそうな笑顔になってしまう。

「うん、カズ兄おやすみ…」
ワタルの顔もどことなく寂しそうだった。

…俺はゆっくりと部屋を出た。

部屋に戻ったが、ワタルのことを考え、さっきの情事を思い出すと、興奮して、とてもじゃないが寝れそうになかった。

ワタルは何を考えているのだろう…

帰りたくない..

俺の頭は張り裂けそうな思いでぎゅうぎゅうになっていた。
・・結局一睡もできず、蒸し暑い朝を迎え、頭がぼうっとしたまま、、
着慣れないスーツを見にまとい、両親や親戚と共に墓参りに出かけた。

歩きながら、学ラン姿のワタルのことばかり目に入る…。

子供に懐かれるワタルは両手を子供達にふさがれ、その姿に、子供にまでやきもちを焼いてしまいそうだ。

…今日、どうやったら二人っきりになれるか、その事ば かり考える…

夕方にはここを発つ。

時間ばかり気にしてしまい、家に帰り7回忌が始まっても、ワタルのことば かり
気になっていた。

…そして、昼食の時間が始まる。
ワタルと近くの席に座れたのはいいが、側にいる両親や親戚に囲まれ…
俺は悶々としながら箸を進めていた…

なんとか二人になるきっかけを作ろうと思い、、

「なぁ父さん、暇だから、カズヤと車で出かけたいんだけど」

「あ~…車は母さん達が買い物行くからさっき使うって言ってたぞ」
…がっくりと肩を落とすのも束の間、、

近くに座っていたワタルが口を開く。
「カズ兄、俺んちに漫画の続きあるし、チャリで一緒に家いく?」

「・・おぉ、続き読みたいしな」
ちょっと裏返ったような声で言葉を返してしまい、にっこりと笑うワタルに一杯くわれた気さえする…

そういえばワタルの家は自転車でいける距離だった。

昼を食べ終わり、俺はワタルのチャリの後ろにまたがった。

二人っきりになるとどうしても昨夜のことばかり考えてしまう…。
ワタルはどう思ってるんだろう…

何故か俺は緊張してしまい、チャリの後ろに言葉少なめにまたがっていた。
ワタルの広い背中に興奮しつつ、これからワタルとどうなるか、頭の中はその事ばかり。

…そしてほどなくしてワタルの家に着いた。
肝心な気持ちを隠しながら、ベッドに座り、冗談ばかり言ってしまう。

だが、ワタルと交わりたい気持ちは時間が経つに連れ深まっていった…。

「はぁ、部屋あっつい・・」

学ランを脱ぎ、カッター姿になるワタルを目の前に、限界がきそうだ。

ワタルが隣に座り、人懐っこい声を発する。

「カズ兄スーツ…似合うね…俺会った時からやばかったよ(笑)
マジカッコィィとか思ったもん」

「マジで…?ワタルの学ラン姿のがやばぃし(笑)
今も俺、やばいんだけど・・」

「はぁ…」
ワタルに優しくキスをし、そしてワタルをゆっくりと押し倒した…

「ぅ…はぁ…カズ兄…」
ワタルのカッターを脱がせ、ベルトを外していく…

そしてワタルもマネをするかのようにしてきた。
勃起した自分自身のモノが、ワタルの足に当たっていたが、その状態が余計に俺自身を高揚させる。

…道徳感や理性すら一枚ずつはがれていったみたいだ。

…ワタルのたくましい身体があらわになると、俺は上半身からゆっくりと舌をはわしていった。
下着をずらすと…
カリ高のきれいな形のモノがでてきた。

「ぉぉ…ワタルのマジきれいだし…」

「恥ずかしいよ、、」
ワタルの照れる顔を見て、ますます気持ちよくさせたくなり、
俺は左手でモノを握りつつ、舌の先を使って、カリの周りをゆっくりと舐めていく…
…ぴちゃぴちゃ…くちゃ…
いやらしい音がますます俺を興奮させた。

「ぉ…うぁ…気持ちぃぃ、、」
昨夜の押し殺した声じゃなく、溜め息混じりにはっきりと伝わる喘ぎ声に、俺の
身体は熱くなり、モノはさらにビンビンに硬くなった。

「カズ兄…もっと…して…」
俺は自分自身が気持ちいいことすべてをワタルにした…

イトコ同士、ツボがわかってるのか、ワタルの喘ぎ声はますます激しさを増した。
「はっ…はぁ…ぅっ…」

今度はモノをしっかりと咥え、舌を使い口の中で大きく舐め回した。
「はぁ…!!ぅ…」
「あっ…やばぃ…俺まじイキそぅ…」
ワタルが気持ち良さそうなので、俺はやめなかった…

ワタルのモノが熱くなり、手を上下にピストンしながら、口中で激しく舌を動かした。
「カズ兄、マヂ上手いし…、、
あっ…イク、、イク…ィッ…」
ワタルのモノが更に硬く、ビクっとなり、、

「うぁっ…」
ワタルが声を出したのも束の間、
ピンク色のモノからミルクのしぶきがあがった。

ビクンビクンした自分自身のモノを必死に、ワタルは慌てて手で押さえようとするが…
指の隙間からミルクのシャワーが溢れ落ちた。

俺は溢れて止まらないワタルのミルクをぺろぺろと舐めていく…

「ちょっ…カズにぃだめ…汚いからぁ…」
ワタルが顔を真っ赤にしながら、必死にティッシュで拭き取っていった。

「カズ兄、俺…めちゃめちゃ気持ちよかったよ…」
間髪入れずにワタルが口を開く…

「カズ兄、次横になって…??」
その言葉を聞いた瞬間、
俺は、自分が攻める時よりも緊張しているのに気がついた…ワタルのベッドで横になった俺は、異常なまでに緊張していた…
ワタルがゆっくりとスーツを脱がしてくる…
「はぁ…はぁ…」
どちらともなく息が荒くなっていく・・
夜中とは違い、ワタルの表情や身体がはっきりとわかることにいっそう興奮してしまう。

そうこうしてるうちに、気付けば俺は全裸になっていた…

足の間にいるワタルが目を見て囁いた…
「んっ、、はぁ…カズ兄の、、やっぱおっきぃ…全部、、口に入らないよぉ…」

その光景がすっげぇエロく、俺はワタルの頭をゆっくりと大きく撫でた。
ちゅぱ…ちゅぱ…とワタルは無我夢中で俺のモノにしゃぶりつく、、

「うっ…!!おっ」時折ピクつきながらも、俺はワタルの頭を撫で続けた…

裏スジを咥えられ、丁寧に舐められる…「ぅぁ…はぁ…!!」横から咥えたり、口の奥で吸われたり…
思わず俺はシーツを掴みながら悶えた…
「これ…気持ちぃぃ??」
「あぁ…やばぃ…ワタルも…うまいよ」

イクのを必死に堪えた…だがもう限界だ。モノはビンビンにそり反ち、、ビクついていた。
イクのを必死に堪えてる俺がいた…。

「んっ…カズ兄、俺の口ん中で出して…?」
ワタルは手を止めずに上下に激しく動かしながら続けた…
「はぁ…俺、カズ兄好きだから…カズ兄の受け止めたい…」

「んっ…あっ、、気持ちいい…イク…ワタル…イッちゃうよ…!!」

ビュッと勢いよく、聖なる矛から白いジュースが飛び出る…
…ワタルの頭に手を置いたまま、ビクつきながら俺は悶えた…

俺のせつなさが放出され、ワタルが口でしっかりと受け止める。

口の中の温かさが俺はたまらなくなり、何度となく声を漏らした…
「ぅ、ぁぁ…気持ちぃぃ…はぁ…」

ビクつきがおさまると、ワタルの口をきれいにし、

…俺は何度もワタルにキスをした…

抱き合っていたら時間がこんなに早く過ぎ去るなんて…

……携帯が鳴っている…
きっと親からだろう…
だがもう少し、ほんの少しだけ一緒に居たかった。

「電話、きっとばあちゃんちからだね…俺の携帯も鳴ってるもん…」
寂しそうな顔で、俯きかげんにワタルが呟いた。

「あぁ…そろそろ帰ったほうがいいな…」
ワタルと離れたくなかった、でもどうしようもなかった…
これがワタルと過ごす最後の時間ということは、暗黙の了解だった…

「カズ兄、送るよ」
学ランを羽織りながら、ワタルはこっちを見ようとしなかった。

そして玄関に着く…正直、俺はめちゃめちゃ寂しかった…

ワタルになんて言っていいかわからない…
スニーカーを履きながら、ワタルがつぶやいた。
「カズ兄…ずるいよ…」

ワタルの以外な発言に、つい目を丸くする

「ん?ごめん…ワタル…何??」

「・・俺のこと好きだってまだ言ってくれてない…」
身体がまた熱を帯びる…

プイっとそっぽを向くワタルがたまらなく愛しくなり、、

俺は力強くワタルを抱き締めた…
「大好きだよ…ワタル」

俺よりも背も高く、たくましいワタルが何故か小さく思えた…
「うん…俺も…」

ワタルのとびっきりの笑顔を見れた俺は、もうそれで十分満足だった…

…そして、ばあちゃんちに向かう帰り道、今度は俺が自転車を漕いだ。
行きのように言葉少なめに過ごすが、時折ワタルが
「夏休みなったら遊びにいく」
「絶対メールするね」
など、後ろで嬉しそうな声をあげた。

「ワタル元気でな」

ワタルの笑顔を見た後…
俺は、車に乗り込み、ばあちゃんちを後にした…。

またワタルと会えたらいいなと思いながら…。