再デビュー ヤス

前回
高校の入学式の時、小学校時代の同級生の克也と、

もう一人見覚えのあるのが一緒だった。

克也とはクラスも違い、クラブ活動も違ったし、同じ電車通学だが、

進行方向が逆だったので、中々話す機会もなかった。

入学して1ヶ月ぐらい経ったある朝、学校は、駅から徒歩で10分程度だったが、

「ョオ~っ、元気だったァ~?」

駅の改札口を出てすぐに、克也に声を掛けられた。

小学校時代は、俺より頭一つ大きかった克也だが、ガッシリはしてたが、

背丈は俺より少し低かった。

最近もしてる?」

「してるって、何を?」

俺はトボケテ聞き返した。

「何をって、アレに決まってるじゃん」

俺は、てっきりオナニーのことだと思ってたら、

克也が言ってるのは、以前、俺が電車通学の時に、

サラリーマンにイカサレタ行為のことだった。

「最近は、電車ん中でされたりしない?」

「前と違って乗車時間が短いし、カッちゃんは?」

「俺は逆方向でそんなに混んでないから・・・」

以前、克也は男同士で見せ合ったり、飛ばしっこを

するのは好きだったが、互いに触り合ったりってのは、

余り好きじゃなかったみたいだけど、何となく興味が

ありそうな雰囲気だった。

「また一緒にヤラナイ?」

校門が近づき、克也は、俺の耳元に小さく囁いて

駆け出して行った。

その日の下校時、再び克也に声を掛けられた。
「ナッ? 行こうよ」

克也に、肩を組まれるようにして連れて行かれたのは、

駅近くの公園のトイレの個室だった。

アンモニア臭が漂い、何となく薄汚いトイレだったが、

滅多に人が来そうにも無いトイレだった。

克也は前のチャックを降ろし、チンコを引っ張り出した。

小5の時でも大きいと思ったけど、地黒の克也のチンコは、

薄暗い個室の中でも、完全なズル剥けで、亀頭のアゴが

張り出してるのが判った。

色と言い、形と言い、サイズと言い、

幼児さを残す俺のチンコとは、全く掛け離れた完全に

大人の趣を持つチンコだった。

俺も克也の脇に並ぶようにして、前のチャックを開き、

引っ張り出した。

克也の亀頭は、皮膚化してるように見えたが、俺のは

皮を剥かれたイナバの黒ウサギみたいで、濃い目の

ピンク色になっていた。

強制的と言うか、強引に皮を剥かれて以来、

細糸に締め付けられるような痛みはなくなったが、

指先で触れるには、余りにも痛々しかった。
完全に皮に覆われたチンコは、平常時には手で簡単に剥けたが、

勃起した時は、痛くて亀頭の3分の1程度剥くのがヤットだった。

それが女と初体験の時、一気に挿入した瞬間、亀頭のクビレ辺りに、

細糸で締め付けられたような激痛を伴い、一気にズル剥けとなった。

それから2ヶ月ぐらい後のことだった。

何度も手で強制的に剥いていたら、何時しか、勃起すると

自然に皮は剥けるようになった。

だが、それまで外気に触れることのなかった、剥きたての亀頭は、

直接触れるとヒリヒリして、俺のオナニーのやり方は、

皮を引き戻すようにして亀頭に覆い被せ、皮の上からシゴク

やり方になっていた。

「皮被ってた時の方が気持良かったよなぁ~。

俺なんか戻そうにも戻らなくなっちゃったもん」

克也は、皮膚の一部になったような亀頭を直にシゴキながら言った。

俺は、左手で皮を引っ張り、亀頭を包み込みながら、右手でシゴイタ。
小6の時に、既に剥けかかっていた克也にとっては、

皮カムリ時代のセンズリが懐かしかったのか、あるいは、

両手を使って、先っぽの皮を摘みながらシゴク、俺の

ヤリカタに興味があったのか、真横から目を近づけてきた。

「俺にやらせてくれる?」

小学校時代、克也には、何となく退(引)かれた記憶があって、

「やってやろうか?」じゃないのが、俺には嬉しかった。

「うん」

俺が手を離すと、ゆっくり皮がメクレテ、直接触るには、

余りにも痛そうなピンク色の亀頭が、徐々に顔を出してきた。

克也は、俺のチンコに手を伸ばし、付け根から皮を巻き戻すように、

手繰り寄せ、亀頭に覆い被せた。

左手で皮の先っぽを引っ張るようにしながら、右手で皮に覆われた

亀頭を揉んできたが、すぐに皮はメクレテしまう。

克也は同じ動作を2度3度と繰り返すが、結果は同じだった。

「イッタァ~い」

外気にも殆ど触れていない、見るからにひ弱そうな亀頭に、

克也の手が直接触れた。

俺には焼け火箸を押し付けられたような痛みだった。

「ゴメンゴメン」

克也が慌てて手を引っ込めると、再び皮がメクレテ、亀頭が

顔を出した。

「舐めてもいい?」

克也の口から、予想外の言葉が出た。

俺が黙って頷くと、克也は俺の正面にしゃがんだ。

両手で三角を作り、チンコの付け根を押さえるようにして、

完全に亀頭を露出させた。

しばらくは、付け根を押さえた両手を加減しながら、

竿全体を上下に動かしたり、真正面から、覗き込むようにしていたが、

先っぽから透明の粘液が滴り落ちそうになった時、克也は

亀頭の裏筋に舌を這わせた。

「ウッ」

2度3度と、割れ目に沿って、克也が舌を這わせると、

しみるようなかすかな痛みがあった。

「痛い?」

克也は俺を見上げて、心配そうに聞いた。

俺が首を横に振ると、克也は亀頭全体に舌を這わせた。

「あァ~っ」

亀頭に直接加えられた、初めての感触に俺は喘いだ。

その直後、生温かい粘膜にスッポリと包まれた。

皮カムリの上から咥えられた感触とは余りにも違った。

「アッ・ァあっ」

シミルような痛みもあるが、癒されるように心地よく、

それでいて、激しい快感が突上げて来る。

「カッちゃん!カッちゃん、イッチャウ、イッチャウョォ~っ」

克也はチンコを咥えたまま、動きを早めた。

「ダメ・ダメっ、イッチャウョ~っ」

発射直前までは、克也の口から引き抜こうとの意識があったが、

突如、背筋を電流が走り抜けるような快感が押し寄せ、

俺は逆に、克也の口に腰を押し付けるようにして反り返った。

「ア・ァアァ~っ」

ズル剥け状態での初めての射精だった。

最後の脈動が納まるまで、克也は俺を離さなかった。
ソノ後、克也のふてぶてしいズル剥けチンコを手で、

噴射させてあげただけで、その日は終わった。

俺は、薄暗く、薄汚れたトイレで、シャワーも使わずに、

克也のチンコを口には出来なかった。

自分がイッチャッタせいか、ソノ気が失せたのかも知れない。

互いに無言のまま身支度を整え、駅のホームに別れた。

その夜、まさか克也が口にしてくれるなんて、想像もして

なかっただけに、信じがたい気持と、克也のを口でして

あげられなかったことに悔いが残った。

「おっす」

翌朝駅で、俺の方から克也に声をかけた。

克也も何事もなかったように返事を返した。

俺はブラスバンド部で、克也は野球部だったので、下校時に

一緒になる機会は少なかったが、昼休みに二人で話す機会が増えた。

まる3年ぶりに再会した克也の変貌に、俺は驚きと興味が湧いて、

質問攻めに近い会話になった。

一度は俺から遠ざかった感じの克也だが、俺との経験と言うか、

俺の体験談を聞いて、心に引っかかるものがあったらしい。

悪ガキの集まり的な「飛ばしっこ」をしても、従来とは、意識が

変わって、触りたいとか触られたいと思うようになったらしい。

そして、中学に入って最初の夏休みに、あえて通勤時間帯の

満員の電車に乗った処、俺に聞いたのと同じ体験をしたと言う。

30歳前後のサラリーマンが触って来て、もうチョッとでイカサレ

そうになったと言う。

その後、終点駅の地下トイレに入ったところ、

若い男が一人、小便器に向って立っていたので、何気なく見ると

ズボンの前を大きくハダケルようにして、勃起したチンコが

目に入ったと言う。

そして、ひとつ間をおいた小便器に立って、正面向いて、

男がシゴイテいるのを見てたら、自分のも勃起して来て、

その頃から、男に興味を持ち出したと言う。
俺自身が「そのケ」に気づいたのが小六の時であり、

そのことを知って、克也は俺から遠ざかったハズ。

互いに別々の中学に進み、俺は何となくその世界から

遠ざかっていたのに、克也は逆に、かなり踏み込んでいたようだ。

詳しくは話さないが、どうやらその時の男に、深く引き込まれた

様子が伺えた。

小学校時代は、クラスの兄貴分的存在だったのが、度々会ううちに、

俺の方が兄貴分みたいになり、ガッシリした体格の克也が、

従順な弟のような感じになった。

「夏休みになったら泊りがけで遊びに行こう」と約束したが、

その間、2度ほど、公園のトイレに立ち寄ったが、

克也は、その都度、口の中でイカセテくれたし、俺の精液も飲み込んだ。

俺も、克也が望んだら舐めてもいいとは思っていたが、

自分から積極的に咥える気にはなれず、克也も自分から

望むことはなかった。

むしろ、俺をイカセルことに喜びを感じている風があった。

そして、夏休みが来た。

2人でアレコレ考えたが、何となく高校生の男2人で

宿を予約するのが憚られて、実行に移せずにいたが、

前から家族旅行の話があり、俺は部活があるからと断り、

「おまえ一人で大丈夫?」と心配もされたが、

結局、両親だけで行くことになった。

食費と称して、過分な小遣いを置いて、延べ1週間、

俺一人で留守番をすることとなった。

お袋が成田から「まもなく出発する」との電話があって、

俺は即、克也に電話をした。

克也は3泊の予定で来る事になった。

念の為、克也のお袋さんにも俺から話を通した。

修学旅行のような格好をして克也が来た。

自家製の餃子とチャーシューも沢山持たされて来た。
「暑かったろう、荷物大変だったろう?」

「うゥ~ん、大丈夫」

駅まで出迎えた俺に、日に焼けた額に汗をびっしょり浮かせた

克也が、真っ白な歯を見せて応えた。

克也の荷物を半分受取り、徒歩7~8分の我家に着いた。

俺も克也も汗だくになっていた。

クーラーを強にしておいたので、一歩家に入ると、

ヒンヤリする程だった。

「先ずはシャワーを浴びよう」

克也を伴って、風呂場に行った。

当然のように、2人一緒に脱ぎだした。

「カッちゃんのも入れとけよ」

脱衣所の洗濯機に脱いだものを入れながら言うと、

克也も俺に習って同じように洗濯機に入れた。

狭い風呂場でヤットって感じだが、水を抜いた浴槽に

並んで入って、交互にシャワーを掛け合った。

部活中の上半身裸の克也を遠目に見たことはあるが、

間近に、それもマッパの克也を見たのは小学校以来だ。

元々地黒の肌が、日に焼け、ガッシリした身体は、

上半身より、下半身、特にふくらはぎの張りが目立った。

地黒とは言え、サッカーのユニホームの跡が、くっきりと浮き出て、

更に、パンツの部分にも日焼けの境界線があった。

体中で一番白い部分が漆黒のチン毛に覆われ、その中央から

文字どおり、ニョキって感じで、エラの張ったチンコが、

勃起度8~9割で屹立している。

亀頭の色は陰茎部と殆ど同じだった。

向かい合う形で、俺のチンコも、長さは同じくらいだが、

かなり細身で逆反りしている。

エラの張り具合が全然違う。

どちらかと言えば色白で、ブラスバンド部の俺とでは、

色の黒さ加減では較べ様もない。

だが、決定的な違いは、亀頭の色だ。

皮膚感覚の克也の亀頭に較べ、俺の亀頭は、以前のように、

剥きたてのような痛々しさはなくなったものの、

皮膚とは明らかに違う、粘膜のようなひ弱な色だった。

克也は両手に石鹸を泡立て、俺の首筋から肩、腕、脇、

そして、俺を抱え込むようにして、背中へと手を這わせた。

チンコ同志が触れ合う。

背中から徐々に下がって、尻の割れ目へ手が伸びる。

更に下がって、的確に尻の穴を捉える。

「あァ~、ァあァ~ゥ」

俺は目を開けていられなくなった。

克也の指先が侵入して来た。

同時にもう片方の手が前に回って来た。

玉袋を包み込むようにして、下から上へと陰茎を這い登る。

泡だらけの克也の手が亀頭に触れた時、一瞬痛みに似た感じに、

腰を引きそうになったが、すぐに快感に変った。

「痛くない?」克也が俺の耳元で囁く。

「大丈夫」俺が応えると、左手のひら全体で、亀頭を優しく

包み込むように、ユックリユックリと回転運動を加えてきた。

粘度をもった泡にまみれて、ヌチャヌチャ音を立てる。

右手は、尻の穴周辺をマサグリながら、時々、侵入する。

「あ~っ・あ~っ」

何故か克也まで喘ぎ声を出す。

克也はそのまま膝まづいて、両手を俺の尻に回し、尻の山を

引きつけるかのうにして、泡と我慢汁にまみれたチンコを咥えた。

ユックリと2度3度とスライドする。

それだけでイキソウになる。

「カッちゃん、カッちゃん、イキソウ、イキソウ」

克也が速度を早め様とした瞬間、俺は全身を硬直させた。

最後の脈動を終え、崩れ落ちるようになるまで、克也は放さなかった。

克也は、シャワーを使って、さりげなく、口をすすぎながら、

ユックリと俺の身体全体を流してくれた。

一呼吸置いて、俺はシャワーヘッドを取りあげ温水を止めた。

克也と同じように、俺は両手に石鹸を泡立てた。

公園のトイレでやったり、オシャベリしてたりしてた時は、

かっての、兄貴分的雰囲気は失われていたのに、本格的に

踏み出したとたん、主導権は完全に克也の手に戻っていた。

もっとも、兄貴分的な雰囲気と言うより、弟の世話を焼く、

姉貴みたいな感じかも知れないが、克也と離れていた3年間、

克也の変貌振りには驚くばかりだった。

俺は泡まみれの両手を使い、克也が俺にしてくれたことと、

全く同じことをしてあげようと思った。

首筋から肩、脇の下から背中へと手を廻した。

背中から腰・尻へと手を這わせた。

筋肉質のガッシリした身体だ。

固く引き締まった尻の山を鷲掴みにした時、

一瞬、更に固く引き締まったと思ったら、フワット緩んで、

尻の谷間に指先が滑り込んだ。

俺が左手を前に廻そうとしたら、克也に引き戻された。

尻の山から谷間を這い回り、中指が尻の穴に触れた時、

克也は後ろに廻した手で、俺の手を上から押さえつけるように、

指を導いた。

「あ~っ、あっ・ァあ~っ」

俺の中指が第1関節まで飲み込まれた時、克也の口から

ひと際大きな喘ぎ声が洩れた。

ソノ手を更に上から押さえ、無言の欲求が伝わった。

俺は、右手中指を付け根まで入れた。

尻・腿の付け根辺りの筋肉がウネリ、入れたと言うより、

吸い込まれる感じだ。

「ヤッちゃん、イイ、イイよ~っ」

今までの喘ぎ声とは違う響きがあり、俺の左手を押さえ、

ゆするような動きをした。

俺は両手を克也の尻の斜め下から、割れ目を押し開くように

しながら、両手中指を奥深く侵入させた。

ニュルって感じで、何の抵抗も無く飲み込まれてから、

緊縮が繰り返された。

「あ~ん、ァアァ~ん、あ・あ・ぁあ~ん」

俺の指が締め付けられるたびに、克也の声が女のように高くなる。

俺は、そのまま膝まづき、克也の怒張したチンコを咥えた。

両手の中指を押し込んだり、押し開いたりしながら、

エラの張った亀頭を口に含み、そして、喉の奥深く吸い込み、

ゆっくりとスライドを繰り返す。

「あ~、あ~っ、アッ・あ・あぁ~っ」

俺が今までに聞いて知ってる喘ぎ声とは全く異質な声だ。

その喘ぎ声に昂ぶり、俺の首の動き、舌の動きが早くなる。

克也は両手で俺の頭を引き寄せるようにしながら、

腰を激しく押し付け、尻の筋肉を小刻みに引き締める。

「ぁあぁ~っ」

俺の頭を引き寄せ腰を大きく突き出し、

全身を後ろに反らせた時だ。

克也の尻がギュッと引き絞られ、深く飲み込まれた2本の指が、

喰いちぎられそうに締め付けられ、克也は、一声大きく喘いで、

俺の喉の奥に噴射した。

喉の奥に突き刺さるような精液で、むせるように

もがいたが、克也は俺の頭を押さえつけ、最後の脈動が

終わるまで放さなかった。

硬直させていた身体が急に弛緩して、ようやく解放された。

それでも、俺の口から吐き出された克也のチンコは、

大きく跳ね上がり、俺の口から粘液が吐き出された。

克也の怒張はしばらく続いた。
俺は膝をついたまま、シャワーを取った。

軽く口をすすいだ後、硬度を保ったままの克也のチンコを流した。

シャワーで流したのを機に、勝也のチンコが急速に萎えて行くのが、

スローモーション画のように眼前で見えた。

真っ先に亀頭のハリが失われ、次いで角度が徐々に下がり、

90度(水平)を下回る頃、ドロリと白濁した粘液が滴り、

それを合図に、一気に縮み始めた。

平常時サイズになると、陰茎の太さと較べて、亀頭の大きさが

余計目立った。マツタケに例えられるが、正になるほどと思った。

亀頭の重さで真下に垂れ下ったチンコを、俺は舌で支えた。

驚くほど柔らかくなり、スッポリと口中に納まったが、

数秒も経たぬうちに、口中で、ムクムクと血流が起こるのが分かった。

俺が口を放そうとした瞬間、俺の上唇をこじ開けるように、

克也のチンコは、勢い良く飛び跳ねた。

立ち上がった俺のチンコも天を向いている。

先っぽから透明の粘液が糸を引いた。

風呂場では其処までにして、バスタオル1枚を腰に巻いただけで、

ガンガンに冷えた居間に向った。いっぺんに汗が退いた。

冷蔵庫から缶ビールを2缶取り出し、克也が持って来た餃子と

チャーシューをパックのまま並べた。

4~5人分を瞬く間に平らげたが、克也は缶ビール1缶で真っ赤になった。

俺が2缶目を飲み終える頃は、克也はソファーで完全に寝てしまった。

冷房を弱にしてから、克也の前をハダケ、3缶目を開けた。

克也のチンコは、左太腿の内側に張り付くように横たわっている。

俺は、手が届く所に場所を移し、左手に缶ビール、右手中指の腹で、

克也の柔らかくなった亀頭をさすりながら飲んだ。

起きる気配もなく、熟睡した克也は、最初は無反応だったが、

触り続けているうちに、何時の間にか膨張し、弾力を伴って来た。

3缶目を飲み終え、俺も何となく眠くなり、横になって目を閉じた。

生温かいヌメルような粘膜に包まれ、その感触で俺は目を覚ました。

半分寝ぼけた状態だったが、ソファーから垂らした、俺の脚の間に

克也が膝まづいて、半勃起状態の俺のチンコを咥えていた。

克也と目が合った。

一気に血流が高まったが、同時に激しい尿意に襲われた。

「チョット、ワリィー、俺ショベン」

克也は笑いながら俺を放した。

ビールのせいか、冷房が効きすぎたのか、大量に放尿した。

「俺も」

克也も入れ違いにトイレにたった。

勢いが削がれたので、一度着替えて(服を着て)、

ファミレスへメシを食いに行くことにした。

克也も親から大分持たされたらしい。

2人共、ステーキの300g、ライスの大盛りを食った。

満腹になり、ゲームセンターで少し遊んでから家に戻った。

俺の部屋のクーラーを入れ、簡単にシャワーを浴びて、

バスタオルを腰に巻いただけで、部屋に戻った。

机と椅子とベッドと本棚、それ以外は何もなかった。

並んで、ベッドに腰を降ろした。

最初に俺がタオルを外した。

ほぼ真上を向いていた。

次いで克也が外した。

克也のも天井を向いていた。

亀頭がパンパンに張り出し、ツヤツヤしている。

亀頭の割れ目から粘っこい透明液が滲んでいた。

今度は俺が・・・と、腰を浮かそうと思った矢先、克也の方が先に、

俺の脚の間に、両脇で俺の太腿を抱え込むようにして正座した。

両手で三角を作り、チンコの付け根を押さえつけ、両手の親指の

腹を交互に回転させるようにして、玉袋と陰茎の付け根辺りを

巧みに刺激して来た。

上目遣いに俺を見た克也と目があった。

「カッちゃん、何処で覚えたの?」

こみ上げるような快感に耐え、俺は以前からの疑問を口にした。

克也は、俺のチンコをもてあそびながら、淡々と話し出した。

その内容は?と言えば、俺が想像していた全てのこと、否、

想像以上のことまで、中学の3年間で経験していた。

当然尻の穴も経験していた。

今では、女には全く興味がないと言う。

入れたことも入れられたことも、単にアナルを経験しただけでなく、

入れられるとスゴイ快感があると言った。

ガンガン突かれると、直接チンコに刺激を加えられなくても、

イッチャウと言った。

俺が絶句すると、

「話はココまで」とばかりに、さっきから、

我慢汁を溢れさせている俺のチンコを咥えた。

下から手を回し、玉袋からアナルをイジリ回す。

突上げるような快感が襲ってくる。

「やっちゃん、入れてくれない?」

俺が反り返ろうとした時、克也は、俺を見上げて言った。

目つきが違っていた。

普通ではありえない、妖しげな光りがあった。

妖しく濡れた目で、俺の目を見ながら、再び言った。

「やっちゃん、入れてョ、ネェ~、イレテョ」

言葉遣いまで変っていた。
ジッと俺を見据え、濡れて妖しく光る目で見つめられ、

身体を揺らしながらの訴えに、俺は、Noと言える状況になかった。

俺も上から、克也の目を見ながら頷いてしまった。

克也は、再び、2度3度とユックリと俺のチンコを

口中に飲みこんでから、一旦俺から離れた。

自分のバッグから、小さな小瓶とコンドームを取り出した。

俺は何度か女とはやったが、コンドームを使うのは初めてだった。

器用な手つきで、クルクルッと俺のチンコにハメタ。

そして小瓶を手に、ベッドの中央に仰向けになった。

両足を左腕で大きく抱え込み、尻の穴を上向かせて、

小瓶の液体を尻の谷間・尻の穴へ塗った。

俺は、克也から小瓶をもぎ取り、克也の股間にイザリ寄った。

克也の両方の太腿を抱え、正座の形に近い俺の両腿の間に引き寄せた。

ヌルヌルになった尻の谷間にすぼまったアナルが見えた。

下から手を回し、中指1本を入れてみた。

ニュルッと飲み込まれ、全く抵抗感がなかった。

俺が抜き差しを繰返すと、応えるようにアナルが締まった。

「あ~ん、ァあ~ん」

薬指を添えた。2本指が簡単に飲み込まれた。

人差指も添えて、3本指を入れると、克也の喘ぎ声が一段と高く、

女のタメイキのようになった。

3本指も、抵抗らしい抵抗も見せずに飲み込まれたが、

抜こうとすると、かなりな抵抗があった。

「それ、やっちゃんのにも付けてェ」

それなりの耳知識はあったが、克也は確認するかのように、

薄目を開けながら言った。

甘い香りのする、若干ピンクがかったジェル状の粘液を

コンドームの上から塗った。

克也の方が、俺の両膝にニジリ寄るようにして、俺の膝の内側を

引き付けるようにしながら、尻の穴を上向けた。

3本指の痕跡でもあるかのように、克也のアナルの中央部に、

黒く小指ほどの口が開いていた。

その小さな穴にあてがい、グイッと腰を押し進めようとした時、

下から、俺の両膝の内側を引きつけられ、誘い込まれるように、

俺のチンコは一気に飲み込まれた。

俺の意思としてではなく、克也に引き込まれるようにして、

俺の全体重が克也のアナルに伸し掛かった。

コンドームに保護されてはいるが、亀頭のクビレ付近に、

ヒリヒリするような、かすかな痛みがある。

克也のチンコは、5分起ちぐらいだった。

克也の眉間にも縦皺が刻まれている。

奥深く飲み込んだ状態で、しばらくジッとしていた克也が、

俺を引き付けるようにしながら、ユックリ円を描くように、

下から腰を突上げる。

俺も同調するようにピストンを加えた。

「あ~、ダメだ。イッチャウ、イッチャウ、動いちゃダメッ」

俺は限界に達した。

「アッ、ダメッ、ダメッ、モット、もっと、もチョット」

悲鳴に似た克也の声を聞いて、俺はヤケクソになってガンガン突いた。

と、言っても、ほんの数回だったと思う。

俺は、全体重を克也のアナルに載せるようにして放った。

「ァッ・ぁあ~っ、アッ・アッ・ぁ・ぁあ・あ・あ~っ」

一呼吸置いてと言うか、俺が放つのを待っていたかのように、

克也が大きく喘いだ。

最後の脈動を終え、俺は崩れるように、克也の身体の上に落ちた。

克也は、両足を俺に巻きつけるように引きつけながら、

ユックリと俺の背中を撫でてくれた。

「やっちゃん、よかった、ヨカッタョ」

俺の耳元で小さく囁いた。

だが、俺は、克也がまだイッテナイのを知っている。
克也は、萎え始めた俺のチンコからコンドームを抜き取り、

ティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。

それから、俺のチンコを丁寧に拭き取ってくれた。

一呼吸おいて、俺は克也のチンコを口に含もうとしたが、

克也に体をかわされ、逆に咥えられてしまった。

イッタ直後でくすぐったかったが、徐々に快感に変ってきた。

俺のチンコを咥えながら、克也はローションを手に取り、

ヌルヌルの手で俺の尻の穴の周辺をイジッテきた。

「あ~、ぁあぁ~っ」

チンコへの刺激とは異質な快感に襲われた。

一瞬、かすかに抵抗したが、ニュルッと言う感じで、

克也の指が一気に奥まで挿し込まれた。

意外な程スムーズに入った。

2本目を入れようとしたが、痛みが走ったので、克也は止めた。

尻の穴の奥深く挿し込まれた指が、鉤型に曲げられ、内側から

陰茎の付け根を刺激する。瞬く間に、硬度を回復した。

「カッちゃん、入れたい」

克也が俺の尻に入れたかったのかも知れないが、俺は

体制を入れ替え、小瓶を手にとった。

「其処にある」

克也は、コンドームの入った袋を指さしたが、俺は

生のチンコにタップリと塗った。

克也の尻の穴にも垂らした。

ヌルヌルになった中指を入れると、生温かい粘膜に包まれた

その感触が、何とも気持良かった。

「あ~、ぁあぁ~っ、アッ・ぁ・あ~っ」

人差指も入れた。薬指も、小指も入れた。

抵抗らしい抵抗もなく、親指以外の4本の指が飲み込まれた。

引戻そうとすると、生温かい粘膜が、4本の指にマトワリつく。

「アッツ」

俺自身が驚くような早さで、4本指を抜いてしまった。

抜いた瞬間、尻の穴は、かなり大きく口を開けていた。

俺は、ユックリ閉じようとする克也のアナルに、

伸し掛かるようにして、チンコを押し込んだ。

途中、かすかな抵抗はあったが、一気に根本まで飲み込まれた。

ピリッとシミルような痛みが襲ってきた。

亀頭の先っぽと、クビレ辺りが痛む。
しばらく、痛みが麻痺するまでジッとしていたら、

シミルような痛みが、痒みのように変化した。

俺は、ユックリと抜き差しを開始した。

平常時以下に縮んでいた克也のチンコが、

「ノタリッ」って感じで、血流が始まるのが分かった。

克也は、下から俺の膝の内側に手を掛け、引き付ける

ようにしなが、ユックリ大きく腰をグラインドさせた。

「ア~ん、ァア~ん、あ~ん、あ~ん」

女のような喘ぎ声になった。

固く目は閉じられ、眉間に縦皺が刻まれ、鼻孔が膨らんできた。

切なげに喘ぐ克也の顔を見ながら、既に2回射精している俺は、

自分でも驚くぐらいの余裕があった。

俺は腰の動きを強めた。

克也の尻と俺の下腹部がぶつかり合い、激しく音を立てる。

「あ~ん、ァア~ん、イイ、ィイ~ィ、あ~ん」

克也のチンコが固くなり、パンパンに張り出したエラが、

激しく揺れ動く。

俺は、腰の動きを更に強めながら、眼下の克也のチンコをシゴイタ。

「ダメッ、ダメッ、触らないで、そこダメッ」

克也は、手でシゴカナイでくれとと言う。
俺は、克也のチンコから手を離し、克也の両太腿を抱え込んだ。

可能な限りの力で、可能な限りの速さで突きまくった。

「アッ・アッ・ア・ア・アッ、イイ、イイョォ~ッ」

俺の眼下で、克也の固い肉棒が、激しく揺れ・飛び跳ね、

先走りか・汗か・ローションか分からないが、先っぽから

粘っこい液が辺りに飛散った。

克也のフィニッシュが近づいているのを感じたが、それまで、

比較的余裕があった俺も、身体の奥からこみ上げて来た。

「カッちゃん、イクゾッ」

俺はひと声掛けてから、克也の両足を肩に担ぎ上げ、

克也の身体を深く折りたたんで、天井に向いたアナルに、

真上から伸し掛かった。

「アッ・アッ。イッ・ィックゥーッ」

俺が両足を宙に浮かせるようにして、克也の上で硬直した時、

「あ~・ア~ッ」

殆ど同時に、克也は、尾を引くような長い喘ぎ声を出して、

全身を硬直させた。その瞬間だった。

克也のチンコの先っぽの割れ目、鈴口を押し開くようにして、

白濁した粘液が、噴出と言うより、ドロ~ッと言う感じで流れ出た。

溶岩が流れ出すように、呼吸をしながら、ドックンドックンと

自身の胸の辺りに垂れ落ちた。
硬直が解け、伸し掛かるような態勢から、膝を着いた。

肩に担いだ克也の脚を、俺の太腿を挟むように、

大きく開脚させて両脇に降ろした。

その瞬間、硬度を失った俺のチンコがニュルリっと抜け落ち、

克也の緩んだアナルから、白濁した粘液がドロ~リと流れ出た。

亀頭のクビレ辺りが、擦れたように赤くなっている。

空気に触れるだけでもヒリヒリした。

とてもティッシュで拭ける状態ではなかった。

先っぽの皮の縁が、赤く腫れ、硬度を失っても、

皮は、亀頭のクビレに留まって戻らなかった。

1日3回の射精はサスガに堪えた。

終ってから、別々に風呂に入った。

克也が先だったが、10分足らずで出て来た。

次いで俺が入ったが、シャワーをかけると、飛び上がるほど痛かった。

手桶で、少しづつ掛け、何度も何度も繰返してから、石鹸を泡立て、

ユックリ包むようにしてからシャワーを当てた。

湯船に入る時も、ヒリヒリと痛んだが、しばらくして痛さに麻痺してか、

いわゆるイタキモになった。

明るい灯の光の下でよく見ると、亀頭のクビレのチョット下辺りが、

細かなサンドペーパーで磨かれたように、薄赤くテカテカになり、

細くリング状に、毛切れのような赤い筋があった。

明日はダメかもと思いつつ、石鹸を泡立てた手をアナルに入れてみた。

1本めは楽勝だった。 2本目もワリとスムーズに入った。

3本目となると、サスガにキツクナッタ。

全身の力を抜き、尻の穴のしぼんだ縁の辺りを、ジックリ揉み込む

ようにしながら、3本目を入れてみた。

無意識のうちに抵抗感がある。かすかな痛みもある。

息を吐きながら、グィ~ッと押し込んでみた。

途中、押し戻されかけたが、そこを超えると、一気に付け根まで入った。

ユックリ出し入れを繰返す。

思ったより痛みはないが、快感らしきものも来なかった。

その夜は、2人共静かに寝た。
2人が目を覚ましたのは昼近くになってからだった。

ファミレスで、朝昼兼用の食事をして、ゲームセンターと

パチンコで時間をつぶし、焼き肉を食ってから家に戻った。

昨夜以来、チンコが剥けたままになり、下着が擦れて、

歩くたびにヒリヒリした。

亀頭のクビレに留まった皮の先端が、

昨日より腫れている。

別々にシャワーを浴びた。

「カッちゃん、痛くって、ちょっと見てくれる?」

俺は灯りの下で、前を広げた。

克也は、俺の股間に正座して覗きこんだ。

「ゥわぁ~、こりゃぁ~、イッタソー」

当の本人が、余計痛くなりそうな程、克也は顔をゆがめた。

犬がサカリがついた時のズル剥け・赤ムクレチンコに似ていた。

克也が指先でチョット触れただけで、やけどしそうな感じがした。

息を吹きかけられただけでも痛かった。

それでいながら勃起するのには困った。

「俺はいいョ。カッちゃんにしてあげるよ」

克也と態勢を入れ替え、俺は、腰に巻いた克也のバスタオルを肌蹴た。

両足を前に投げ出し、背もたれに寄りかかった克也の股間から、

逆反りしたエラの張ったチンコが天を睨んでいる。

俺は、口一杯に頬張り、最初はユックリ、徐々に激しく、

舌を絡めながら、懸命に頭を上下させたが、俺の痛々しそうな

チンコを見たせいか、勃起はするのに、登りつめる気配はなかった。

「もういいよ」

アゴがくたびれて、限界と思った時、克也は、俺の頭の動きを制した。

克也のは屹立したままだが、俺のチンコは平常時サイズに戻っていた。

しばらく沈黙が続いた後、

「ヤッちゃん、ココは?」

克也がイキナリ俺の尻の谷間に手を挿し込んで来た。

尻に電気が走ったように、押さえ様のない痙攣が起こった。

「ナッ?ココは大丈夫と違う?」

克也は俺のアナルを捉え、指に唾をつけて、穴のしぼしぼを

ユックリ揉み込むようにして言った。

以前、何かの本で読んだことがある。

羊飼いが羊とする話とか、鶏ともするとか・・・

鶏はともかく、羊との話は理解出来たし、尻の穴に

入れれば、快感があるのは理解出来る。

アナル周辺を舐められたり触られたりすると、チンコへの直接的

刺激とは異質の、不思議な快感があることも知っている。

尻の山の頂点辺りを撫でられたり、キスされたり、軽く歯を

当てられたりすると、全身が、ピクッと痙攣するような快感も

度々経験していた。

指を挿入されたこともある。

風呂に入る時、自分の指を挿入したりもする。

ヌルヌルに石鹸で泡立てた指を3本入れたこともある。

だが、快感らしきものを感じたことはなかった。

片手の指をアナルに、もう片方の手でチンコをシゴイても、

気が分散してイマイチって感じだったが、克也のヨガリ振りを

目の当たりにして、俺の好奇心も高まっていた。

「やってみたい」

俺は消え入りそうな小さい声で言った。

「入れて」とは、とても言えなかった。

克也は黙って頷いた。
克也は俺をベッドに仰向けに寝かせ、コンドームを手に取り、

俺に見せたが、俺は、特別な考えもなく、首を横に振った。

克也は、コンドームを置き、小瓶を手に取った。

俺に両足を抱え込ませ、尻の穴を上向かせた。

ジェリー状のローションを手に取り、尻の穴の周辺に

塗り込むように、ユックリとさすって来る。

「アッ、ぁあ~ん」

それだけで、喘ぎ声が洩れてしまう。

克也は、俺の両足を腿の上に抱え込むようにして、

手のひらを上に向けて、尻の谷間に指を這わせる。

「アン」時折、アナルを中心に、這いまわって居た中指が、

偶然を装うかの様に、第1関節あたりまで侵入する。

ギンギンに勃起している俺のチンコの先っぽの割れ目から、

透明の粘液が垂れてるのが見える。

にゅる~っと、奥まで入って来た。

「あ~、ぁあ~っ」

ユックリ抜き差しされ、時折、アナルの奥深くで指が折り曲げられる。

同じ喘ぐにしても、何時もの自分の声じゃないと思った。

粘膜をうごめき回るような、不思議な感覚が襲ってきた。

自分の指を入れた時とは、余りにも違う感覚だ。

「ぁ・ぁ・ぁあ~ん、あ~ん」

2本の指が入って来た。

かすかに抵抗感はあったが、痛みはなかった。

女になったような感覚に襲われ、ギンギンに勃起していたチンコが、

硬度を失っているのに気づいた。

3本目が入って来た。

かなりキツイ感じがした。

入り口付近で、何度も何度も抜き差しが繰返される。

「息を吐いてェ~」

克也の声に応える感じで「フーッ」っと息を吐いた時、

ニュルっと3本の指が入って来た。

かすかな痛みもあったが、すぐに痛みは去った。
3本指の動きにも慣れたのか、痛みは全くなかったが、

不思議と、それまでの快感が消えていた。

風呂場で自分の指を入れていた感覚に似ていた。

チンコの硬度も、全く失われていた。

俺の股間に、真上に屹立する克也のチンコが見えた。

克也は、指を抜き、自分のチンコにジェリーをタップリ塗った。

その手が、もう一度アナルに入って来た。

「あ~ん。ぁあぁ~ん」

再び快感が湧いてきた。

ユックリと抜き差しされる。

2本目が入って来た。

俺は目を開けていられなくなった。

2本指と入れ違うように、克也のチンコが押し当てられた。

3本指と大差ない太さだが、意外と抵抗感がある。

克也が押し込もうとするのを、無意識のうちに押し戻そうとする。

「息を吐いてぇ~っ」

克也は、チンコに手を添え、アナルの入り口周辺を、亀頭の先っぽで

コネルようにしながら、医者のような口調で言った。

俺が息を吐こうとした瞬間、克也は、腰をグィッと突き進めてきた。

「ウッツ」激しい痛みに襲われたが、亀頭がスッポリ飲み込まれた感じだ。

徐々に痛みが遠のく。

「あ~ん、ぁあ~ん」

ほんの一呼吸おいて、克也は腰を押し付けてきた。

ニュルリって感じで奥まで入って来た。

克也が動くたびに痛みが来るが、我慢できない痛みではない。

一番奥に達してから、克也の動きは、小刻みな振動に変った。

抜き差しではなく、腰全体を押し込むような動きだ。

「犯されてる」そんな感じがして来た。

「あ~ん、ぁあぁ~ん」

快感とは異質な、不思議な感覚に、女のような喘ぎを止まめらなくなった。

克也は、時折、思い出したように、スライドさせるが、やはり痛みが来る。

ユックリした抜き差しと、小刻みな振動との繰り返しに、俺は、

喘ぎともウメキとも、区別がつかない声を上げ続けたが、しばらくして、

「今日はこの辺にしとこう」

克也は、射精に至らずに自分から抜いた。

俺の脚を、太腿の上に抱え込んだ態勢のまま、克也は自分で

シゴイテ、俺の腹の上に放った。

俺は、尻の穴が熱くヒリヒリするのを感じながら、射精の瞬間を見た。